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授業時間が5分間短い道内中学校の「醜い裏事情」 Lesson4


 
組合に配慮?歯切れの悪い道教委。
「本州の中学校の大半は50分間授業。ところが、道内の多くの中学校の授業時間は45分間だ。週休2日制度がスタートし、授業時間が減っているにもかかわらず、50分間にならないことには理由がある。5分間延長すれば、教職員の労働強化につながると組合が猛反対しているためだ。中学校は6時間授業なので、北海道の場合、1日30分間、1週間のトータルでは2時間30分間も本州の学校より少ない」
これは教育関係者が明かす道内中学校の裏事情だ。
道教委生涯学習部小中・特殊教育課の上田充課長補佐は、「中学校の授業単位時間は、50分間が常例です。これは総授業時間数として定められた年間980の授業時数を達成するために適当な授業時間であるためです。平成11年度は、道内の公立、国立中学校合わせて729校のうち、45分間授業を実施していた中学校が135校(18%)ありました。この結果を受け、道教委では12年度から45分間授業を行っている各中学校に、その理由を聞くと同時に、授業時間の是正の指導に着手しました」
平成11年度における年間総授業数の調査報告がまとまったのは、平成12年度半ばのこと。その結果を受けて道教委と道内の各市町村の教育委員会は直ちに指導を開始した。
上田課長補佐は「大幅に是正された」と話し、「指導は12年度途中から始まっただけに、明確な数をはじき出すことはできなかった」と説明する。
実際、45分授業を実施していた135校の中には、「遠距離通学をする生徒のバス便確保」、「冬期感の下校時における安全確保」などの理由もある。また、わずかに1クラスが年間総授業数に満たなかった場合でも1校としてカウントされるため、実態はなかなか見えにくいという。
しかし上田氏は、肝心要の組合の反発を理由にした授業時間短縮の実態については、口を濁した。指導する側の道教委も恐れをなすほど組合の圧力は強いということの証左だろう。







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