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現役医師が指南 「病院・医者との接し方」 セカンドオピニオン編


09月21日(土) 23時25分
文:東  



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上村友也氏
 複数の病院で診断を受けることの是非。

 「病は気から」と言うが、どんな人でも病院にかかることはあるだろう。まして大病を患い手術ともなれば、本人はもとより、その家族も気が気でないはずだ。そんな時、病院や医者とどう接すればいいのか、財団法人・結核予防会北海道支部の上村友也常務理事に聞いてみた。

 上村 いまの時代、よく耳にする「セカンドオピニオン」は、ご存知だろうか。

 ある医師に診療され「こうこうこういうことでこういう治療法がいい」と言われ、少し不安を抱いた時、別の専門家の意見を聞くということは、あってもいいことです。

 ――それは病院で診療を受けて「すぐに手術をしなければならない」という診断を下されたような時、「本当に手術をしなければならないのか」という不安を抱いき、ほかの病院に行ってみるというケースのことか。

 上村 そういう場合です。ただし、最初に診てもらった先生が信頼できると思ったらそのままでいい。先生に信頼が置けないということではなくても、何か不安があったら、セカンドオピニオンの先生に診てもらうということはあってもいいということだ。

 ――セカンドオピニオンは、どのような病院や医師を対象とすればいいのか。

 上村 ケース・バイ・ケースだが、専門の科を受診することが大切だ。病気の種類によっては、専門の科を掲げていない病院で受診しても、なかなか正しい治療をしてもらえない可能性があるためだ。かと言って、大学病院は特定機能病院と呼ばれるくらいなので、かぜをひいた程度で行くわけにはいかない。基本的に大学病院は、誰かの先生に「行きなさい」と言われ、紹介状を書いてもらい、診療を受けるところです。

 例えば、開業医の診療所で診てもらっている方だったら、大きな病院の専門科に行くというようなセカンドオピニオンはあってもいいでしょう。病院を移りなさいということではなく、ほかの先生の意見を聞いてみるということだ。

 それでも、サードオピニオンとなれば、医療機関の「はしご」になるため、避けるべきだ。

■上村友也(うえむら ともや)氏 1936年2月5日生まれ。67年、北海道大学医学部医学科卒。市立稚内病院外科医長、国立札幌病院北海道がんセンター外科医長、市立士別総合病院長、札幌市豊平保健所長などを経て、95年、札幌市衛生局長に就任。現在は財団法人・結核予防会北海道支部常務理事兼同支部札幌健康相談所長。

 全道高齢者健康コンクール中央審査委員、札幌市結核審査協議会委員、財団法人・北海道心臓協会評議員など多数の公職を務め、天使大学、酪農大学の非常勤講師でもある。医学博士。







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