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検証 「恵庭OL殺人事件」第20回 伊東秀子弁護士が語る「大越美奈子被告のいま」


 
「自分からこれからの生き方をよく話します」
12月18日、ついに最終弁論を向える「恵庭OL殺人事件」。2000年10月27日の初公判から2年余りの歳月が経った。11月20日には論告求刑が行われ、来春には判決が下される。
9月18日の第42回公判後、接見解除になった大越美奈子被告のその後の状況を伊東秀子弁護士に聞いた。
――接見解除以降の大越被告の状況は。
伊東 いままで彼女は人と話す機会がなく、そのため、社会性が失われると困るということで、1週間に1度、弁護団でローテーションを組んで面会に行っていました。
私はあれから(接見解除後)2回会いに行きましたが、いまは友達が会いに行ったり自由に手紙の交換も出来るようになったので随分明るくなりました。社会と繋がってるんでしょうね。
――大越被告とは、今後のことを話しているのか。
伊東 本人も無実で出られるという希望が現実になりつつあるので、主に拘置所を出てからの生き方のことをよく話します。
――伊東先生は無罪や有罪といった話をしているのか。
伊東 そういうことは言ってませんが、本人はやっと無実が晴れると思っているようです。(被告として)公判に出ているのでわかるのではないでしょうか。有罪になるはずがないと。ですから有罪になった場合のことは全然考えていませんね。
以前はキズの深さがじぶんの中に覆いかぶさっていて、人間不信みたいなところがありました。誰もいないところで静かに暮らしたいとか、人と接触を持ちたくないというような消極的なことを言っていました。
私も、それはそれであなたの好きなようにしたらいい、何も人に会いたくないんだったら会わなくてもいいと話していました。
しかし、いまは「自分のような経験をした人は少ないので、この経験を伝えなきゃいけない」と話しています。また、どんな仕事をしようか、資格試験をとろうかなどと話すようになり、以前より前向きになりました、自分なりに今後の生き方を考えているのでしょう。彼女の目は外に向いているんですよ。







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