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雪まつり陸自支援の舞台裏 3前編


01月17日(金) 00時00分
 



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陸上自衛隊の雪まつり協力団長を務める坂元順一・第11師団副師団長
 雪まつり協力団長を務める坂元順一・第11師団副師団長に、支援業務についてのインタビューを実施。

 冬の一大イベント「さっぽろ雪まつり」における陸上自衛隊の支援業務は、第11師団が主体となって組織する「雪まつり協力団」が行っている。陸自がまつり支援を行うのは今回で49回目。そこで、協力団長を務める坂元順一・第11師団副師団長に、230万人以上を動員するまでに成長した大イベントを半世紀にもわたり陰で支えてきた支援業務に望む姿勢や考え方、疑問点などをぶつけてみた。

―― 雪まつりの支援業務に対する基本的な認識についてお聞きします。

坂元 雪まつりに対する支援業務は、基本的には「部外行事協力」のひとつと考えています。部外行事協力は、(1)隊務に支障を来たさない範囲であること(2)自衛隊でなければできない事業の2点を大前提とした地域社会への貢献活動です。代表例には、音楽隊による各種部外行事への演奏協力などがあり、道民に自衛隊への理解をさらに深めてもらえるよう努力しています。

―― そうした取り組みにより、隊に対する道民の意識は変化してきたのでしょうか。

坂元 以前に比べると大きく変わってきたのではないかと思っています。ただ、我々自身のそうした取り組みに対するPR不足もあり、まだその活動実態が、十分に伝わっていない事柄もあります。そのため、実行委員会との間で締結した今回のまつり支援に関する協定書の中に、広報の項目を追加していただきました。まつりの期間中、大雪像の周辺に隊員の活動風景や雪像制作過程を表した掲示板を設置することや、会場に設置される大型スクリーンでまつりの準備状況が分かるようなPRビデオの放映、公式パンフレットに制作担当の部隊名を入れてもらうなど、細かいことですが、こうした広報宣伝活動をやっていく必要があると考えています。

―― 編成される協力団は約1,100人。支援期間中は、通常の体制に大きな影響が出ると思われますが。

坂元 自衛隊本来の隊務とは、教育・訓練を行うことです。冬季においては、厳冬の野山の雪上でも自由に動けるようスキーを使用した訓練などを行っています。ですが、雪像の制作は陣地を作るいわば「築城訓練」のひとつ、雪輸送は効率的な車両運用や輸送統制などの訓練となります。支援活動全般でみると、準備見積−予測−計画立案−状況変化による修正−実行といった「幕僚活動」の演練となります。そうした意味では、支援を通じてできる訓練は数多いものがあります。

以下、後編

■坂元 順一氏第11師団副師団長兼真駒内駐屯地司令、陸将補。1949(昭和24)年、宮崎県生まれ。防衛大卒、73年入隊。戦車教導隊、陸上幕僚監部、東北方面総監部などを経て01年12月3日から現職。雪まつり協力団長は今回で2回目。







関連サイト

シリーズ一括読み
http://www.bnn-s.com/news/series_cd33.html

陸上自衛隊第11師団
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/11d/






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