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雪まつり陸自支援の舞台裏 4


 
雪像制作の準備は、10月から開始されている。
陸上自衛隊が組織する「雪まつり協力団」が支援業務の準備を始める時期は、まつりが開始される半年以上も前の7月下旬であることは先に触れた通り。
資料収集や各まつり広場を運営するスポンサーとの打ち合わせを徐々に進めていくのだが、10月に入ったころには、メインの大雪像制作準備も本格化する。雪像テーマが正式に決定次第、すぐさま模型作りに向けた資料をそろえ始めるのだ。
今回、大雪像「江戸城」を制作する第18普通科連隊の場合は、まずは例年同様、モデルの現地視察から開始。周知の通り、江戸城は現在の皇居。現存しているのが天守閣跡の石垣のみであるため、隊員らは城に関するさまざまな資料を得ようと、東京都墨田区の江戸東京博物館を訪問した。研究者と直接面談することで雪像制作のヒントを探るとともに、参考資料を入手するなど情報収集に努めた。
参考資料をそろえた後は、実際の雪像制作工程を念頭においた基本設計図面の製作に着手。同連隊では、雪像の本体部分に細部を形どった雪のパーツを貼り付けていく制作手法を採用している。そのため、製作する図面も膨大な数となり、その数は約110枚にも及んだ。
この図面を元に、必要となる各パーツの型枠のほか、実際の制作行程と同様の手順で雪像模型が制作されていく。今回、使用される雪のパーツは70種、3,427個を制作するという。
同連隊の技術班では「テーマとなる建築物が現存している場合は、作業がスムーズに進むことは確か。だが、今回のように現存しないテーマの場合でも、図面をおこし、制作工程を確立していけるのは、長年の雪像制作で培った経験があるから」と胸を張る。
今回の製図に当たっては、テーマの基本資料が少なかったこともあり、同時期に築城された名古屋城や唐津城などの資料も参考にしたという。
こうした事前準備を整えた上で、高さ15メートル、幅20メートル、奥行25メートルにも及ぶ大雪像を制作していくのだ。







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| 資料館で展示されている模型の細部まで撮影、貴重な資料として利用した |
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関連サイト

シリーズ一括読み
http://www.bnn-s.com/news/series_cd33.html

陸上自衛隊第11師団
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/11d/






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