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道内クラミジア事情 Lesson2


02月11日(火) 16時20分
 



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上が女性用コンドームの「マイフェミィ」、下が一般的な男性用
 「コンドームなしのセックスは、運転免許を持たずに車を運転するようなもの」。

 「クラミジア」が女子高校生など若い女性に感染するケースが増えている。クラミジアは性感染症(以下STD)、俗に言う「性病」の一つだ。

 札幌医大名誉教授で「性の健康医学財団」会頭の熊本悦明氏は、クラミジアをはじめとするSTDの感染が広がっているという現状を受け、綿密な調査を行ってきた。その結果、クラミジア感染症の罹患率は、15歳で83人に1人、16歳では35人に1人、17歳では22人に1人、18歳では15人に1人、19歳では13人に1人という状況にあることが判明している。

 クラミジアは女性が感染した場合、ほとんど自覚症状がない。しかしクラミジアに感染していると、エイズ感染の危険性が通常の約5倍、さらに不妊症、子宮外妊娠を引き起こす要因にもなる。だからこそ、女性は感染を防ぐための予防法をきちんと考えなくてはならないのだ。

 熊本氏は「コンドームなしのセックスは、運転免許を持たずに車を運転するようなもの。無防備な性交渉で傷つくのは女性。だから、免許を取らなければ車を運転できないように、コンドームがなければセックスはしないと、小学生くらいから教える必要がある。相手を傷つけてはいけない」と話す。

 「セックスをする時にコンドームを使うか使わないか」――これに対する女性の考え方はさまざまだ。20代後半のYさんは、いざという時のために財布の中にコンドームを忍ばせておくのが習慣。一方、20代前半のMさんは、コンドームがあっても、相手に使用してもらうように言うことができないという。

 STDの感染や望まない妊娠を防ぐためには、コンドームの使用が必要不可欠なのだが…。

 コンドームは男性用のものが一般的だが、大鵬薬品から発売されている「マイフェミィ」という商品をご存知だろうか。これは女性用コンドームで、女性自身が自らの意思で避妊できるというものだ。

 「マイフェミィ」は、女性が自らの意思で妊娠やSTDから身を守る方法として1984年にイギリスで開発された。形状は男性用コンドームとは異なるバリア型で、膣内に装着して使用する。外陰部と膣内の双方が覆われる構造であるため、妊娠はもちろんSTD感染の危険性も低下する。

 以下、次回に続く。






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熊本悦明札幌医科大学名誉教授



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