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after Saddam〜イラク渡航記 第十三章


07月13日(日) 23時00分
文:東  



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写真奥が小畑紘一特命全権大使
 世界で最も低い場所にある死海。

 バグダッドから陸路でヨルダンの首都・アンマンに着いた我々は、在ヨルダン特命全権大使の小畑紘一から夕食に招かれた。

 腹痛と下痢、さらにはイラクで日本食を食べることができなかった我々にとって、最も興味深かったのは食事のメニュー。

 テーブルに運ばれてきた料理はすべて和食。米こそエジプト米だそうだが、冷たいそうめんなど、“懐かしい味”ばかり。日本を離れてわずか1週間余りだったが、「こんなにウマイもの」があるのか、と改めて日本食に感嘆した。

 日本食で元気こそ出た我々だが、まだ腹痛と下痢は治まらなかった。しかし、それでも「目を輝かせて死海に行く」というメンバーばかり。目的地の死海までは、アンマンから車でわずかに1時間。山を登り終えると、車はどんどん下がっていった。

 ヨルダンとイスラエルに挟まれるようにある死海には、レバノン山脈を水源とするヨルダン川が流れ込む。海抜はマイナス394メートル。世界で最も低い地点にある。死海は塩分濃度が27%と高く、その名の通り、生物は存在しない。

 確かに体は不思議なほど浮くが、目に海水が入ると高い塩分濃度のため、激痛が走る。死海の泥はパックなどのエステ商品として、引く手あまただというが、眼前のイスラエルを見ていると観光気分にも浸っていられなかった。(敬称略)






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体は面白いほど浮く。写真奥の山はイスラエル


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リゾート地として人気を博す死海






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