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検証 「恵庭OL殺人事件」第33回 なぜか札幌地裁HPに掲載されない判決文


 
不可解な理由。
各裁判所はHPページを開設している。
「恵庭OL殺人事件」の大越美奈子被告に懲役16年の有罪判決を言い渡した札幌地方裁判所も、「札幌地方・家庭裁判所」と題するHPを開設している。
ここには「主要判決速報」のコーナーがあり、検索画面に事件番号や期日、あるいは殺人、死体遺棄などの条件を入力すると、該当事件の判決速報が閲覧できる。
ところが、昨年3月26日、大越美奈子被告に懲役16年を言い渡した札幌地裁(遠藤和正裁判長)は、「恵庭OL殺人事件」は、判決速報をいまだに掲載していない。
恵庭OL殺人事件の後に判決が言い渡された多くの主要事件が、判決速報に記載されているにもかかわらずだ。
03年10月30日に旭川地裁で判決が下された「被告人甲に対する強盗傷人、住居侵入、窃盗、建造物侵入、窃盗未遂、銃砲刀剣類所持等取締法違反、火薬類取締法違反、被告人乙に対する強盗傷人、住居侵入、強盗致死、窃盗、建造物侵入、窃盗未遂各被告事件」や03年10月30日の神戸地裁の「殺人未遂被告事件」などはすでに掲載されている。
札幌地裁が恵庭OL殺人事件を「主要判決速報」に記載しないのはなぜか。
札幌地裁総務課では「主要判決速報に載せる規準は、著名事件、事件の結果が新聞やテレビで報道されたもの、そして先例的価値のあるものの3つで、なおかつ裁判官で構成される判例委員会で掲載が妥当だと判断したもの」と説明する。
恵庭OL殺人事件については、「掲載する予定」としながらも「(事件に関係する人命や場所の)仮名処理があり、まだ掲載するには至っておらず、掲載予定日も決まっていない」と歯切れが悪い。
この問題について、被告の主任弁護人である伊東秀子氏は、こう指摘する。
「一審判決が出た昨年3月26日、札幌地裁は判決要旨を報道陣に配ったが、我々弁護団には配布しなかった。地裁が恵庭の事件を載せないのは、先例としたくないか、掲載することを恥ずかしいと考えているためではないか」
ともかく、恵庭OL殺人事件の控訴審初公判は、3月22日に開かれる。







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http://www.bnn-s.com/news/series_cd13.html






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