身体障害者が健常者同様に参加できるライブイベント「FREE」が12月12日、札幌市中央区のジャスマックプラザホテル(南7西3)5階の「ザナドゥ」で開かれる。
会場内にはボランティアの介護スタッフが常駐、参加した身障者の移動をサポートすることに加え、30人の2級ヘルパー有資格のドライバーを擁し、介護タクシー事業にも注力する光星ハイヤー(本社・札幌)が、会場までの送迎をバックアップする。
このイベントを企画したのは、札幌を拠点に活動するイベント事務所「ピクシーズダストプロモーション」。
これまで札幌市内でライブやイベントの企画に携わってきた曽田隆さん(29)が、「海外でのライブ会場ではこうしたフォロー体制は整っていて当然。道内で開催される通常のイベントでも、フォロー体制の整備がスタンダードとなれば」と、健常者と身障者が分け隔てなく楽しめるイベントの構想を練っていたところ、光星ハイヤーの大本衛社長が趣旨に賛同。本格的にプロモーション事務所を設立し、9月初旬から準備を進めてきた。
従来は十分なサポート体制が整っていなかったために、一般のライブイベントに参加できなかった人々にもライブ会場の熱気を味わってもらおうと、会場はあえてオールスタンディングに設定。出演アーティストは、後藤次利、藤井尚之、斎藤ノブのユニット「Non Chords」。ボーカル抜きでサックス、パーカッション、ベースの演奏をメインとするインストゥルメンタルバンドを起用し、曲を知らない初めての参加者でも楽しめるように配慮した。
同事務所によると、身障者の参加に完全対応する一般のイベントとしては道内初の試みになるが、「身体の不自由な方々が自然体で参加できる機会を増やしたい」と今回の企画をベースに、来年以降、年数回のペースで同様のイベントを開催していく考えだ。
なお、ピクシーズダストプロモーションでは、今回のイベントに計5人の方を招待。希望者は、氏名、住所、電話番号を明記のうえ、12月9日まで
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