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札幌市円山動物園に見学も可能な新動物病院建築


01月17日(月) 09時20分
 



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同園では、骨折のテーピングなどの診察を見学できるよう検討中
 来年4月の稼動開始。

 札幌市中央区の「札幌市円山動物園」は、園内の動物の治療や手術を行う新動物病院の建設に今年4月から取り掛かる。

 同園ではこれまで、動物の治療は園内にある動物病理研究室で行ってきた。

 研究室内には、動物の手術や診察、死んだ動物の解剖を行う手術・診察・解剖室のほか、検査室、サル、トリ類などの小型動物だけを入院させる1.5メートル四方の入院室7室を利用していたが、床面積が137平方メートルと手狭だった。

 そのため、動物が骨折した際などに行うレントゲン撮影も、専用スペースがないことから手術室などで対応してきた。だが、病理研究室のスペースのままでは動物病院の設置基準となる「獣医療法」の要件を満たせないことや、研究室が1979年の建設で老朽化も激しいことから、今回、病院の新築に踏み切った。

 新築される動物病院は、95年まで動物園管理事務所として使用されていたスペースに建設。鉄骨コンクリートの平屋建てで床面積は375平方メートル。研究室の2.7倍に相当し、施設機能の充実を図る。

 病院内には手術・診察室と解剖室、エックス線室をそれぞれ別個に設けるほか、外国から輸入された動物を一時的に待機させる検疫室、国内動物園に30頭しかいないゴリラなどの希少動物の精子、卵子を保存する種の保存作業室も新設する。

 また、治療後の経過を見る入院室は、トラ、ライオン、カンガルーなどを入院させる3メートル四方の中型動物室を4部屋、クマ、カバなどを入院させる4メートル四方の大型動物室を2部屋設置。

 さらに、手術・診察室の外壁に1.5メートル四方の窓を設け、来園者が動物の診察模様を見学できるよう工夫を凝らす。現在のところ、骨折のテーピングなど簡単な診察のみ披露する予定。

 総工費は、研究所の解体、病院の新築費用を合わせ2億4,000万円。06年4月1日の稼動開始を目指す。







関連サイト

札幌市円山動物園
http://www.city.sapporo.jp/zoo/






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