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恵庭OL殺人事件 伊東秀子弁護士が「1審判決の認定は崩れている」と主張


 
次回公判の最終弁論で結審。
「恵庭OL殺人事件」は、5月24日午後1時30分から札幌高裁(長島孝太郎裁判長)で開かれる控訴審第13回公判で結審し、夏にも判決が言い渡される見通しだ。
平成12年3月17日午前8時20分頃、恵庭市北島の市道わきで、苫小牧市に住むOL・橋向香さん(当時24)の焼死体が発見された。
同年5月23日逮捕され、6月13日に殺人、死体損壊罪の容疑で起訴されたのは、橋向さんの同僚で日本通運の札幌東支店キリンビール千歳工場内構内課に勤務していた大越美奈子被告。
15年3月26日、札幌地裁の遠藤和正裁判長は、大越被告に対し「被告人単独で被害者を殺害、死体を焼損したことは、合理的な疑いを挟む余地なく認定できる」と断罪、懲役16年の判決を言い渡した。
被告は捜査段階から一貫して無実を主張、1審判決を不服とし、即日、札幌高裁に控訴した。
弁護団は24日の公判で2時間の最終弁論を行う予定。主任弁護人の伊東秀子氏は、被告が無罪の理由をこう説明する。
検察は1審の論告まで、大越被告が3月16日午後11時36分ごろ、ガソリンキング恵庭店で給油したと主張し、札幌地裁も認定した。
しかし、検察が証拠として(昨年8月19日の第5回公判で)札幌高裁に申請した大越被告の車を録画したガソリンキングの防犯ビデオには、11時30分にガソリンスタンドに入庫した被告の車が映し出されている。
恵庭市北島の遺体発見現場からガソリンキングまでは車で23分ないし25分かかる。
原判決では被告が午後11時10分ごろまでに遺体発見現場を出発する限り、11時36分にガソリンキング給油することは可能だと認定しているが、11時30分までの20分間で給油することは不可能であり、原判決の認定は崩れる。
防犯ビデオは弁護側の開示請求によって存在が明らかになった。千歳署はこのビデオを事件の1週間後、平成12年4月24日に入手していたことが判明しており、隠していた。







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