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世界初の新技術 次世代の乗り物「DMV」 前編


 
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| JR北海道苗穂工場内を走行するデュアルモードビークル |
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JR北海道「デュアルモードビークル」の開発から完成まで。
JR北海道が開発を進めるデュアルモードビークル(以下、DMV)は、国内はもとより世界中から注視されている。
DMVは線路上でも道路上でも走れる次世代の乗り物。これまで国内や海外でも開発が行われた事例はあったが、成功には至らなかった。
DMV開発に取り組んだJR北海道では、昨年1月に第1号の試験車を完成させ、夏季、冬季の走行試験を経て、本格導入に向けた調整を行っている。
さらに2両編成となる2号機の開発もスタート。線路とレール双方を走ることができる新ビークルの道内デビューが、日一日と近づいているのだ。
■開発への道程
JR北海道の道内走行線路は計2,500キロ。そのうち3分の1に当たる800キロの輸送密度は、1日500人未満と利用者が非常に少ない。過疎化や少子化の影響を受け、ローカル線といわれる路線の営業実績が、JR北海道の経営を圧迫しているのだ。
しかし、こうした現状を踏まえたとしても、地域の足として根付いているローカル線を廃線するという選択は、容易にできるものではない。沿線自治体にとって、JRの廃線はさらなる衰退を招きかねない死活問題に直結するためだ。
そのため、JR北海道では採算割れ路線でのワンマン化や、駅業務の外注化、無人駅化などで対応してきたが、経費削減に限界があることは、まぎれもない事実。
そこで生まれたのが「線路を有効活用し、会社の現状に合わせ、身の丈にあった開発を行う」という発想。レールと道路を走れる車両を開発するという、いまだかつて誰も成し遂げたことがないプロジェクトが開始された。
■一度は途絶えた“夢”
DMV開発のプロジェクトチームが発足したのは2002年10月。
それに先立つ1999年にも、DMVのプロジェクトがJR北海道苗穂工場で密かに実施されていた。しかし、鉄道事業法に合わせた車両の開発を進めた結果、法に合致した車両の開発は困難を極めた。
鉄道事業法は厳しい。これに見合った乗り物で、なおかつ線路と道路での走行を可能とするには、さまざまな難題をクリアしなくてはならなかった。
そのため、開発は1年半で一時中断。夢の車両づくりは頓挫したかに見えた。
再びスタートしたプロジェクトでは、鉄道事業法ではなく軌道法に合わせて車両を開発。軌道法の規定は、鉄道事業法よりも若干緩かったためだ。何としてもレールと道路を走行できる車両を開発しようと、技術者は知恵と技術を開発に注ぎ込んだ。
以下、中編。







関連サイト

動画コーナー「レール、道路両用車デュアル・モード・ビークル(DMV)」
http://www.bnn.cc

JR北海道
http://www.jrhokkaido.co.jp

シリーズ一括読み
http://www.bnn-s.com/bnns/series/seriesList.jsp?series_cd=88






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