今回はポルノ映画ファン注目の話題。
“ポルノ映画”って言葉自体がもう死語のような気がするほど、「AV」とか「Hビデオ」なんてものが溢れかえってる世の中ですが・・・。
みなさんは「ディープ・スロート」という映画をご存知でしょうか?内容は知らなくても、タイトルだけは耳にした事があるという方も多いのでは。
高並編集長曰く「この作品は、1972年に2万5,000ドルという低予算のなか、たった6日間で作られたポルノ映画。でも、あの「タイタニック」を上回る6億ドル以上の興行収入を叩き出した。さらに、内容の過激さで上映禁止運動や論争がおきたり、主婦層までも劇場に動員してしまったり、憲法も変えてしまったりと、社会現象にまで発展して色んな意味で伝説の映画なんだ」とのこと。
その伝説の映画を検証するドキュメント作品
「インサイド・ディープ・スロート」が11月26日から、札幌市中央区の
「ユナイテッド・シネマ札幌」で上映されている。
映画史から抹消されてしまった事実や当時の時代性などを掘り起こすこのドキュメント。テーマとなった映画よりも遙かに長い2年の制作期間と100人以上の関係者らにインタビューし、ナレーションはデニス・ホッパーを起用。この人のギャラだけで「ディープ・スロート」が何本も作れるぞ。
まぁ、さっきも書いたように、色んな過激映像が氾濫している現代に生きていると、「なんでこの程度の描写でこんな騒ぎになっているんだ?」と当時は思ってしまい、そんな自分の感覚の鈍さが恐ろしかったと、編集長が呟いておりました。
さて、成人向け映画の話題の後は、家族連れで楽しめるお正月映画の紹介。
ヒット映画「ジュマンジ」の姉妹編的な作品
「ザスーラ」 は、ボードゲームの冒険が現実になってしまうという設定は「ジュマンジ」と同じ。ただ、今回はその冒険の舞台が宇宙空間となり、特撮のスケールもかなりアップしています。
でも、古いゲームをテーマとしているだけに、登場するロボットや宇宙服が60年代前後のSF映画みたいな風情。高並編集長も懐かしさと共に、自分の中の“子供心”を思わずくすぐられたようです。大人も子供もワクワクできる秘密はその辺にあるのかも。
12月10日から、札幌市中央区の
「札幌シネマフロンティア」ほかで公開。
と、今週は邦画にポルノにハリウッドSF映画というバラエティに富んだ話題をお届けしました。ジャンルにこだわらずネタを仕入れる高並編集長は、本当に映画好きであることを思い知らされました。
■辻 正仁(つじ まさひと) 1966年生まれ。 中学生の頃、ビートルズに憧れ自らも作詞作曲を始める。大学時代はバンド活動と友人の映画作りの手伝いに勤しむあまり、単位の修得を忘れる。北海道のCDショップチェーン「玉光堂」の社員として10数年間勤めた後、2004年退社。現在は自らの音楽活動、執筆活動に勤しむあまり、生計を立てるのを忘れがち。
FM新さっぽろ「海月屋本舗(毎週月曜18時)」のパーソナリティ、ミュージックショップ「音楽処」の準スタッフ等々、様々な分野で活動中。自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。