今週もまた高並編集長は見当たらず、かわりに一枚のメモが・・・。そういえば「寒いから」という理由だけで外出しない人である。今時それで生活できてるのが凄い。高並編集長は一説によると広大な土地の地主だというが、あながち嘘ではないのかもしれない。その割りには100円のアイスを買ってもこまめにメモ帳に記入しているが、実はそれが金持ちになる秘訣なのかも知れない。
しかし今回、僕の机に残されたメモは、そのお小遣帳よりもこまめではなかった。そこには、ふたつの作品の試写会情報が簡単に書かれていただけだった。
まずひとつ目は
「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」。
父親の死をきっかけに、自らの数学者としての才能を封印してしまった女性が、その数学と愛に支えられて人生を再生させていくドラマだ。
ピュリッツァー賞を受賞した戯曲を映画化したもので、監督はジョン・マッデン、主演はグゥィネス・パルトロウ。
7年前にアカデミー賞で7部門を受賞した「恋におちたシェイクスピア」の監督、主演のふたりが再び手を組み、名優アンソニー・ホプキンス、若手実力No.1のジェイク・ギレンホールが脇を固め、早くも「2006年アカデミー賞最有力」との声も上がっている。
試写会は1月11日、札幌市中央区の
「ユナイテッド・シネマ札幌」で午後6時から。
応募はハガキで、〒060-8501
HBCシネマ・ランド「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」係 1月3日必着。270名を招待。
もう一本は、「第一回本屋大賞」に輝いた小川洋子の小説の映画化。どこの書店でも山積みになつていたベストセラーが原作の
「博士の愛した数式」です。
こちらの試写会は1月16日。札幌市中央区の道新ホールで午後6時半から。700名を招待。
応募はハガキで、〒060-8517
TVH「博士の愛した数式」試写会係。1月6日必着。
寺尾聡、浅岡ルリ子、深津絵里、吉岡秀隆ら日本を代表する実力派俳優が共演するこの作品は、事故の後遺症で記憶が80分しかもたなくなってしまった天才数学者のお話。
そんなワケで今回編集長のメモにあった2本の試写会は、どちらも数学者が主人公で、しかも心温まる作品。締め切りもそれぞれ年明け早々なので、遅く出す年賀状と一緒に応募してみてはいかがでしょうか?
それにしても、方程式の解き方すら忘れてしまった僕としては、誰かに高並編集長の謎を解き明かして欲しい・・・。
■辻 正仁(つじ まさひと) 1966年生まれ。 中学生の頃、ビートルズに憧れ自らも作詞作曲を始める。大学時代はバンド活動と友人の映画作りの手伝いに勤しむあまり、単位の修得を忘れる。北海道のCDショップチェーン「玉光堂」の社員として10数年間勤めた後、2004年退社。現在は自らの音楽活動、執筆活動に勤しむあまり、生計を立てるのを忘れがち。
FM新さっぽろ「海月屋本舗(毎週月曜18時)」のパーソナリティ、ミュージックショップ「音楽処」の準スタッフ等々、様々な分野で活動中。自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。