ここのところ、やたらと試写会に入れ込んでいる高並編集長。あらゆる試写会に応募しては鑑賞に出かけているらしく、おかげでなかなか話を聞くヒマもない。ようやく編集長を捕まえて話を聞けるかと思ったら、前に提供してもらったネタを再び熱心に語りだす。どうも、4月8日から札幌市中央区の「東宝プラザ」ほかで公開される「プロデューサーズ」は相当気に入っているようで、先日このコーナーでも紹介したのだが、今回もまたその話をされた。実はこれで3度目だ。
しかし、一度語りだしたら最後まで決して話をやめない編集長。僕も他の作品の話を聞くまではじっと耐えねばならない。途中で「それはこの前聞いた」などと言おうものなら、もう何も語ってはくれないのだ。
そんなワケで、しばし以前と同じ話に耐えた後、ようやく新作の試写会情報を聞き出せた。
ネタはここ数年、日本中で大人気の韓国映画。中でもお得意は「難病もの」と編集長が命名したドラマだそう。いずれも原因不明の病気や不治の病にみまわれた主人公を取り巻く人間模様やラブストーリーが共通し、続々とヒット作が生れている。
特に人気女優チェ・ジウは、これまで何度も様々な作品で不治の病に冒され、その度にスクリーンの中で本人が泣き、座席でも観客が涙する。彼女が“涙の女王”と呼ばれる由縁だ。
そんなチェ・ジウが主演する最新作
「連理の枝」の試写会が4月4日、札幌市中央区の
「札幌シネマフロンティア」で行われる。時間は午後7時から。
応募はハガキで 〒060-8501 HTB「連理の枝」ぽっぷこ〜んシネマ映画試写会係まで。3月28日必着で250名を招待する。一般公開は4月15日から、
「札幌シネマフロンティア」ほかで。
韓国映画ではお馴染みという「難病もの」だが、そういう編集長も毎回涙しているという。それだけいずれもドラマが美しく、哀しく、そして感動できるということなんだろう。
それにしても、毎度同じ映画の話をしたり、毎日試写会に足を運んだり、試写会で観たにもかかわらず公開されたらまた同じ作品観てる編集長こそ、ある意味“不治の病”だと思うのだが・・・。
■辻 正仁(つじ まさひと) 1966年生まれ。 中学生の頃、ビートルズに憧れ自らも作詞作曲を始める。大学時代は、バンド活動と友人の映画作りの手伝いに没頭した挙句、単位の修得を失念。北海道のCDショップチェーン「玉光堂」の社員として10数年間勤めた後、2004年退社。現在は自らの音楽活動、執筆活動に勤しむあまり、生計を立てるのを忘れがち。
FM新さっぽろ「海月屋本舗(毎週月曜18時)」のパーソナリティ、ミュージックショップ「音楽処」の準スタッフ等々、様々な分野で活動中。自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。