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桜井前苫小牧市長公判 被告が被害者女性との“親密な関係”を主張


09月26日(火) 18時55分
文:東  写真:古瀬



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桜井忠被告
 「パンツの中になんか手を入れてませんから」と主張。

 スナックを経営する女性に対する準強制わいせつ罪の容疑で逮捕、起訴された前苫小牧市長・桜井忠被告の第3回公判が26日午後2時30分から札幌地裁苫小牧支部(棚橋哲夫裁判官)で開かれた。

 桜井被告は紺色のブレザーにグレーのズボン、青いサンダルを履いて入廷、髪は伸びて襟足までかかり、散髪した形跡はなかった。

 9月15日の前回公判では被害者女性が傍聴人からその姿が見えないようにパーテーションで遮へいされた中、桜井被告が陰部に指を入れたと証言、親密な関係にあったことも否定した。

 第3回公判は、まず被告代理人の藤森茂一弁護士が被告人質問を行った。

 桜井被告は被害者女性が「平成10年当時、彼女(被害者の女性)はやっていた店の前に私の看板を出してくれた。政治資金パーティーの券も十数枚買ってくれた。2回とも用事があって断ったが、彼女のいとこ、彼女の友人の娘の結婚式に呼ばれた」などと話した。

 弁護人は被害者女性が桜井被告に送信したカメラ付携帯電話で撮影した下着姿の写真を見せた。被告は「下着姿のようだったのでびっくりした。彼女は家に帰って服を脱ぎ下着姿で撮ったと話し、『ほかの人には見せないで』と言われた」と明かした。

 被告は終始落ち着いた語り口で話したが、陰部に指を入れたかどうかの事実関係の時だけは、「パンツの中になんか手を入れてませんから」と語気を強めた。

 続いて被告代理人の伊東秀子弁護士は「被害者と店でチークダンスを踊った時、あなたは被害者に勃起した陰茎を押し付けたことはありますか」と尋ねた。

 桜井被告は「そういう所(店)で立つほど勃起力は強くありません。苫小牧では恥ずかしいので(市長時代に)名古屋などに出張した時、バイアグラを処方してもらいました」と淡々と話した。被害者が寝ている時に臀部を触ったことについては「大変申し訳ないと思っている」と語ったが、「彼女がいろいろなウソを言っていることはやりきれない」と反論した。

 検察官の「あなたは被害者に対してどのような感情を持っていたのか」との問いには「(男性として女性に対する)好意は持っていた」と答えたものの性的関係はなかったことを明らかにした。

 「被害者は何の目的でこのことを事件(告訴)にしたと思っているのか」との検察官の質問には、「(事件後、被害者が被告にメールで500万円を要求したため)お金のこともあったと思う」と答えた。

 被告は事件が公になった場合、「市長を辞めるだけではなく、苫小牧に住んでいられないと思った」と述懐した。

 次回公判は10月31日午前10時30分から行われる。







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