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辻 正仁の「音(オン)ラインにゅ〜す」<「Chicago Poodle」花沢耕太来札>


 
ベテランの風格。
ロックバンドというのは、ほとんどがギターサウンド。特に日本ではピアノがサウンドの中心となったロックというのはあまり聴かれない。ピアノを弾く人はどちらかというと、ポップスのサウンドのシンガーソングライターが主流になってしまうようだ。
洋楽だと、時代ごとに鍵盤の音が中心となったロック・グループが登場しているのだけれど。例えば、スティーヴ・ウィンウッドを擁したスペンサー・デイビス・グループ、80年代にはブルース・ホーンズビー・アンド・ザ・レンジ、R&R創世記にはリトル・リチャード、それに今ならベン・フォールズとか…。
そんな訳で「Chicago Poodle」である。京都出身の彼ら、最近では特に珍しい、ピアノをメインとしたロックバンドである。鍵盤独特の繊細かつ時にアグレッシヴな音色と、キャッチーなメロディーがあいまって、落ち着いた気分で楽しめる、実に「大人向け」のムードをかもし出すグループだ。ときおり顔をのぞかせる、ジャズやブルースのエッセンスがまた渋みを効かせている。
そのChicago Poodleのピアノ&ヴォーカル担当、花沢耕太が新作のキャンペーンで10月17日に来札。ラジオ出演などを行い、最後にCDショップ「音楽処」でインストアライブを行った。
普段のバンドスタイルとは違う、弾き語りでのステージながら、多分にロックを感じさせるステージ。と、いうのも独特のタッチで鍵盤からたたき出されるビートや、花沢のドライブ感溢れるヴォーカル自体がロックそのものだから。ピアノを弾き始めた途端に場内の空気を一変させる存在感が、集まった観客を包み込む。
アンコールを含め30分ほどのステージを終えた後は、CD購入者へのサイン、握手、撮影会などでファンと交流を深め、演奏の迫力とは一味違う、少し照れたような「かわいい」表情も見せる。
今回のキャンペーンの目的である新作「songs 4 one day EP」は11月8日発売。「ある一日」をテーマに、各曲それぞれが朝、昼、夕方、深夜を舞台とした4曲を収録、一日の始まりから終わりまでを綴った「コンセプト・マキシシングル」である。
「今度はぜひバンドスタイルでの演奏を札幌で聴いてもらいたい」と語っていた花沢。まずはこの新作が、コンセプト通り朝から晩まで札幌の街中に流れることを期待したい。







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■辻 正仁(つじ まさひと)
1966年生まれ。 FM新さっぽろ「海月屋本舗(毎週月曜18時)のパーソナリティ、ミュージックショップ「音楽処」の準スタッフ等々、様々な分野で活動中。 自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。 |



関連サイト

「シカゴプードル」公式サイト
http://www.chicagopoodle.jp/






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