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札幌シネマ通(ツウ)<エラゴン・遺志を継ぐもの>


 
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| 世界約40カ国でベストセラーとなった小説を映画化。話題のファンタジー「エラゴン」(公式サイトより) |
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12月公開の注目作。
高並編集長を探しに試写会の会場にでも繰り出そうと思い、情報をチェックしていたのだが、どうもめぼしいものが少ない。編集長はあれだけ毎日のように試写会巡りをしていたのだから、もっと盛んに行われていてもいいはずなのだが…。と、そんなふうにいぶかしがっているところに、同じように編集長を探しているある方がやってきた。
その方の話によると、毎年この時期は試写会が少ないのだそう。それで編集長の居場所も突き止めにくくなっているらしい。特に洋画系の作品に顕著なのだそうだが、どの配給会社も力を入れる作品なら、いっそのことクリスマス、正月のシーズンに向けて温存しようという事で、毎年夏休みが終ってからこの時期にかけては、良い作品や話題作などが次第に減少し、11月後半くらいから一気に目白押しとなるらしい。
早いものでは、この「谷間」の時期から12月公開の大作の宣伝を仕込みはじめ、徐々に盛り上げていくのだとか。中でも、今年の冬休みの目玉との評判も高い「エラゴン・遺志を継ぐもの」は、6月頃から特別前売り券を発売したり、イベントを行ったりと話題作りに励んでいるそうだ。
原作はクリストファー・バオリーニのファンタジー小説。最近のブームであるファンタジーや「スターウォーズ・シリーズ」などのエッセンスを散りばめ、スピーディーな展開で魅了する物語は、世界約40カ国でベストセラーとなっている。「ロード・オブ・ザ・リング」や「ナルニア国物語」などの名作古典の大成功を受けて、現代のヒットファンタジーを映画化というわけだ。そりゃ、宣伝にも力が入る。
少年エラゴンがある日ドラゴンの卵を見つけるところから、運命が動き始める。彼はかつて邪悪な存在から国を守ってきた伝説の「ドラゴンライダー」となるために旅を始める…。といったストーリーは、まさに古典ファンタジーから脈々と受け継がれているもの。さらに敵味方あわせて魅力的なキャラクターが登場し盛り上げる。「スターウォーズ」のように悪役のキャラクターにまでファンが付きそうな気配。
監督はシュテファン・ファンマイアー。スピルバーグが設立した特殊効果撮影の工房「ILM」に在籍し、スピルバーグに「視覚効果の天才」といわしめた人物。もちろんILMスタッフも全面参加。
そして主演は、この作品でデビューとなるエドワード・スペリーアス。端整な顔立ちの少年で、おそらく映画のヒットとともに大人気になるであろう彼は、なんと英国貴族の血筋なんだとか。ファンタジーにうってつけの格調の高さをかもしだしているに違いない。
と、早々と紹介したが、公開は12月16日から、札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌、札幌劇場の3館で公開という、これまた力の入り具合が分かる状況。公開に向けて宣伝もこれからどんどん過熱していく模様。
そんなわけで、娯楽大作ファン、ファンタジーファンの方々は、この時期の「谷間」を耐えて、12月を楽しみにしておいて下さい。
ん?
もしかして?並編集長も今のうちに力を蓄えて来るべき話題作ラッシュに備えようと、どこかに篭っているのか? 






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■辻 正仁(つじ まさひと)
1966年生まれ。 FM新さっぽろ「海月屋本舗(毎週月曜18時)のパーソナリティ、ミュージックショップ「音楽処」の準スタッフ等々、様々な分野で活動中。 自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。 |



関連サイト

エラゴン・遺志を継ぐもの
http://movies.foxjapan.com/eragon/






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