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来月19日に判決言い渡し、「準強制わいせつ」の桜井忠前苫小牧市長


 
今月28日に論告求刑公判。
飲食店で寝ていたスナックの女性経営者に対する準強制わいせつ罪の容疑で起訴された前苫小牧市長・桜井忠被告の第5回公判が、11月10日午前10時30分から札幌地裁苫小牧支部(棚橋哲夫裁判官)で開かれた。
桜井被告は紺色のブレザー、グレーのズボン、白いシャツを着て入廷した。
この日は、被害者女性の友人が所有する携帯電話のメール送受信記録を証拠として採用するかどうかが争点となった。被害者の女性は、事件後、桜井被告から下半身を触られた旨を友人の携帯電話にメール送信していた。
検察側の証人は道警の黒田和典氏。黒田証人は女性の友人の携帯電話からメールの送受信記録を抽出した人物。黒田証人は、同僚係官と参考人である被害者女性の友人が立会う中、「本件に関わるものだけを(被害者女性の友人に)選んでもらった」と証言。併せて携帯電話からのデータ抽出に関する技術的な説明も行った。
友人の受信メールには、すでに証拠として採用されている被害者女性の携帯電話のメール記録とは異なるものも含まれていた。この点に関して黒田証人は、 「(メールの記録が消失するのは)受信した順番ではなく、本人の操作による」と説明、上書きなどによって生じるデータの消滅はランダムに生じることを明らかにした。
弁護側は以前からメール送受信記録の証拠申請に反対していたが、棚橋裁判官は証拠として採用した。
桜井被告は、被害者女性が「500万円支払ってほしい気分です」と金銭を要求するメールを送ったことを理由に、今月2日、女性を恐喝未遂の疑いで札幌地検に告訴した。弁護人の伊東秀子氏は、公判後、告訴の件について「検察側が受け取ったので受理という扱い」と語り、女性から要求された500万円の相当性を争うことを明らかにした。
一方、被害者女性は第2回公判で「桜井被告からは謝罪の言葉がなく腹立たしかった。お金をもらう気持ちはなく、500万円(自分の踊りのチームに)寄付してもらいたいくらいの気持ちで送っただけ」と弁明、金銭で解決する考えがなかったことを強調した。
同時に被害者女性は、桜井被告が陰部に指を入れたと涙ながらに主張した。対する桜井被告は下着の上から臀部を触っただけと反論、「パンツの中になんか手を入れてませんから」と声を荒げる場面もあった。
次回は28日午後2時30分から論告求刑公判が開かれ、12月19日午後1時30から判決が言い渡される。







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