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精神病院の“薬物患者”


 
札幌市郊外のとある精神病院には、多くの薬物中毒患者が入院している。
入院患者には暴力団関係者が多く、夜な夜なこの病院には、覚醒剤の売人が現れる。病院の窓は、せいぜい10センチ程度しか開かないが、売人は窓の隙間から患者に薬を渡している。
この病院の宿直医は1人。看護士は患者40人に対して1人、介護士は40人に対して2人。
そのため、患者の素行を管理することは不可能だし、何より暴力団が恐ろしいため、売人とのやり取りは見て見ぬふりをしている。
覚醒剤代金の集金は、どのようになされているのか−−それは闇夜の礫(つぶて)である 










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