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木古内町・佐女川神社の「寒中みそぎ」を見物して


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01月16日(火) 11時25分
文:市民記者 高峰 写真:市民記者 高峰 |
 
行修者が厳寒の津軽海峡で御神体を清める荒行。
渡島管内木古内町の佐女川神社に170年以上前から伝えられている「寒中みそぎ」の神事が今年も行われた。寒中みそぎは、1831年(天保2年)、夢枕でお告げを聞いた佐女川神社の神社守が体を川の冷水で清め、ご神体を抱いて厳寒の海に入ったところ、豊漁となったことに由来、今年177回目を迎えた伝統神事。
祭りは1月13日から15日までの3日間行われ、同時に木古内町では、「寒中みそぎフェステバル2007」として、みそぎグルメフェアやみそぎ太鼓の演奏など様々なイベントが開催された。
函館から車で小1時間ほどの距離にある木古内町だが、開催期間が冬のせいか、筆者はこれまでこの伝統行事を見たことがなかった。今年はぜひ見たいと思い、15日に車を走らせた。曇り空ながら時折、日が差し風もなく、見物には最適な日和だった。
午前10時30分、木古内町の中心の高台にある佐女川神社から、今年の若い4人の行修者が4つのご神体(別当・稲荷・山の神・弁財天)をそれぞれに抱き、ご神体を海中で沐浴し清めるため、津軽海峡に面した前浜に向かった。
今年の行修者は、木古内町出身で札幌の大学に行っている2人と町内の高校生2人。4人は13日から神社にこもり、冷水をかける水ごもりを繰り返し、15日の最終日、ご神体を海中沐浴する日を迎えた。
行修者4人を含めた行列は町内をめぐり、沐浴する前浜の会場へと行進。みそぎ会場の近くには「寒中みそぎ祭り・寒中みそぎフェステバル2007」のイベント会場があり、木古内町の様々な名産物や食べ物の売店のテントが並び、多くの寒中みそぎの見物客でにぎわった。
午前11時50分、いよいよ4人の行者が登場。白い下帯に頭巾姿のいでたちで、それぞれにご神体を抱き、波静かな津軽海峡の海に入った。会場の発表によると、15日の気温は零下3度、海水温は7度ということだった。
行修者は海の深みまで進み、それぞれのご神体を清めた。海上では7隻の大漁旗をなびかせた漁船が沐浴の海を清め、漁船も行修者もそれぞれに今年の豊漁と豊作を祈願しているようだった。何度か沐浴を繰り返して上がって来た行修者の肌は赤く輝いて見えた。最後に陸に上がってから水ごもりの儀式があり、その水ごもりの水を四方にいる見物客に振りかけ「寒中みそぎ」の神事が終了、大勢の見物客から大きく温かい声援と拍手が沸いた。みそぎを見ていると新年早々、何かご利益がありそうに思える神事だった。







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■市民記者 高峰 努(たかみね つとむ)
公務員、自営業、物販関係会社役員、老人介護施設役員などを経て、現在は無職(年金受給者)。63歳、市民記者。 |






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