札幌市内の建設業者でつくる「札幌建設政治連盟」の「高橋はるみ建友後援会」総会が6日、市内のホテルに約500人を集めて開催された。
今回は、来春の札幌市長選に出馬予定の元国土交通省技監「清治まさとさんを励ます会」も同時開催。高橋はるみ北海道知事後援会会長・同連盟会長の伊藤義郎伊藤組会長をはじめ、司会を岩田建設の岩田圭剛社長が自ら務めるなど、建設業総ぐるみで両候補を推していこうという熱気にあふれている。
来賓として訪れた町村信孝衆議院議員は「4年前の(市長選の)ことを思い出すと、私も大変反省している。自民党の仕切りも悪うございまして、経済界の皆様にも誠にご迷惑をかけ、あのような市長を誕生させてしまった」と話し、北海道新幹線に対する上田文雄札幌市長のこれまでの対応について、
「まあ選挙だから人様のことをとやかく言うのは私の趣味に合いませんが、事実として今の市長がいかに駄目かということをですね、はっきり申し上げます。
例えばさっきの新幹線。高橋知事は毎回上京され、いろんな決起大会に出られ、やってこられました。
今の市長、東京での決起大会、一度も来たことがないですよ。一度たりとも来たことがない。ですから他の地域、あるいは新幹線に関心のある人たちは『あっ、札幌は新幹線感心ないんだね』と、あっさりと言われちゃうんです。
『いやいや私は頑張ってるんですよ』と(上田市長は)言うかも知れない。あなたはそうかも知れないけれども、だって市長さん一度も顔見せないじゃない。鉄道局長の所にアポイント取って会いに行ったことは一度もない。まして私の部屋(議員控え室)に4年間一度も来たことがないのが、今の市長さんです。
別に私は『俺の部屋に来い』とふんぞり返って言うつもりはありません。その点横路さんは敵ながらあっぱれだったなと。社会党から知事になった、その翌日から自民党本部に出向き、我々の所へ来て『道民の代表です』と言われれば、それはそうなんです。
だから私は市長さんが自分のイデオロギーを全部かなぐり捨てて、私が市民の代表ですと言って来られれば、ちゃんと私もその(新幹線の)実現に努力をしようと思っておりましたが、なんせ来ないんですから。
どこに上京してきてるのかな、まさか共産党の議員の所に行っているとしたら、そんなの意味ないよ、と私は思うんでありますけどね」
と皮肉を交えて語った。
続いて高橋知事、そして清治氏が登場。現在「殺人的なスケジュール」で札幌市内を回っているという清治氏、緊張からか額に汗を浮かべていたが、昨年末の出馬表明に比べると落ち着いた表情で支援を訴える。
清治氏は「社会資本の整備こそが、市民生活の安定と経済の活性化をもたらす」と持論を展開し、続けて「私の基本的な考え方を、一般市民の票が欲しいからと言って、あえて曲げるつもりはない」と言い放つ。
医療や福祉、教育などの問題について清治氏は「ちゃんとした経済力・財政力があって、将来に対する持続があって初めて成り立つ」と話し、経済界と共に社会資本整備への投資のあり方を考えることが、政治の姿だと語った。
今回のスピーチで気になったのが、清治氏の「一般市民が」という言い方。建設業界を対象にした集会ということも考慮に入れる必要があるだろうが、どうも彼の中には「一般市民」とは別の世界があり、その世界の人々と連携するのが「清治の政治」ということになるようだ。