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辻 正仁の「音(オン)ラインにゅ〜す」<柿本七恵>


 
気になる「小樽の女」。
タイトルが古くてすいません。昔の歌謡曲をもじりました。
さて、ここのところ更新が滞っております「音ラインにゅ〜す」。チト僕の身辺がバタバタしてるもので申しわけございません。
手伝いに行っているミュージックショップ「音楽処」もバタバタです。なにせ昨年後半からは週に最低2組のペースでアーティストのインストア・ライブを行ってたりもして、音響担当の僕としては身辺に輪をかけてバタバタでございます。まぁ、でも色んな音楽人を知ることができて楽しいですわ。
そんな「音楽処」で、1月から毎月一回のマンスリーライブを行っているのが今回の主役、柿本七恵。小樽在住、地元を中心に札幌でも頻繁にライブを行っているシンガー・ソングライターである。
ちょっとハスキーがかった声で、「ハスッパ」な雰囲気をかもしだす(失礼!)彼女の歌は、どことなく70年代歌謡曲とブルースのテイストが混ざり合った風情。世のオジサマ達にとっては、懐かしくも切ない心地よさが感じられるかもしれない。ライブでは団塊世代と思しき男性もチラホラ見受けられる。
しかし、かと言って彼女の音楽がレトロなだけかというと、話はそんなに単純ではない。発売中のアルバム「あまのじゃくロック」を聴くと、そこにはタイトル通り一筋縄ではいかないロック感があり、テクノもレトロもデジタルやアナログも渾然一体となり、なおかつシンプルにそぎ落とされたサウンドは「これこそロックだよな」と思わせてくれる。
なに言ってるか分からないでしょ?
つまり彼女の音楽は、ひねくれてひねくれて、その結果まっすぐに突っ込んでくる感じなのです。余計分からないか…。
しかも、それだけで柿本七恵の魅力は終らない。先日、3月4日の音楽処でのライブで、このマンスリーのためのテーマソングを作って披露してくれたのだが、こちらのほうは素直に受け止められる、思わず微笑んでしまうような優しくてキャッチーな歌。他にも某酒造メーカーをモチーフにした歌もあり、これも心温まる名曲。CMソングを作りたい方がこれを読んでおられたら、一度彼女にオファーしてみてはいかがでしょう?
こうした曲を作るときには、彼女自身の素朴な人柄が表われて、「あまのじゃくロック」のようなスタイルのほうは柿本七恵のアーティスティックな感性とリンクしているのかなと思う。本人は意識して区別しているわけではないだろうが、それだけ奥の深いアーティストなのだろう。
そんな彼女が気になる方は、札幌、小樽で頻繁に行われているライブにぜひ足を運んでみてください。詳しいスケジュールなどは、ホームページを参照あれ。
手軽なところでは無料で聴ける、音楽処(札幌市中央区)でのマンスリー・インストア・ライブ。次回は4月8日の午後2時の予定。
そして、3月14日に札幌市中央区のZepp Sapporoで行われるNHK主催のライブイベント「北海道フレッシュサウンドライブ」にも出演する。入場の申し込みは既に終了しているが、このライブの模様は4月1日の深夜、NHK総合で放映の予定なので、自宅でその魅力を垣間見るチャンスです。







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■辻 正仁(つじ まさひと)
1966年生まれ。 FM新さっぽろ「海月屋本舗(毎週月曜18時)のパーソナリティ、ミュージックショップ「音楽処」の準スタッフ等々、様々な分野で活動中。 自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。 |



関連サイト

柿本七恵
http://www.nanaekakimoto.com/






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