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“犬米”も登場する病院食の“からくり”


03月28日(水) 12時15分
 


 病院食は、管理栄養士がカロリー計算をして経験豊富な調理師が腕をふるうレストラン顔負けの食事ケースから、食欲が遠のくものまで、千差万別である。

 平成18年度の改定で、病院には国から入院時食事療養費は1食当たり640円が支給される。

 一方、患者が負担(標準負担金額)する病院食は、1日780円。病院食の材料費が高いほど、病院の収益は低くなる。経営効率を重視し、病院食受託業者に対する受託最低料金を低く設定する病院は、決して少なくない。

 外科(急性期) 1,150円

 老人病院     950円

 精神科       920円

 私が知るかぎり、病院食受託業者の材料、人件費を含めた受託最低料金だ。ただし、施設側(病院)は上下水道、光熱費、施設の償却などが発生する。

 刑務所の一食は副食費で422円(平成16年度)だ。主食は米7、麦3の割合で出所する時には太って出る人もいる様子。

 それに比べて精神科の入院食は主・副食の材料費が朝、昼150円程度、夜でも180円ほどで、何でも食べさせている。ある給食受託業者は、業者名を付けた米を使用している。その中身は、“くず米”、“犬米”などと呼ばれ、10キロで1,000円以下の代物。

 このように病院食が廉価であるにもかかわらず、いまのところ病院給食業者で赤字経営のところがあるとは聞いていない。

 読者のみなさん、心身とも鍛え、くれぐれも入院などなさらぬように。











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