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20日、東国原英夫宮崎県知事がJR北海道のDMVを視察


07月10日(火) 16時45分
文:糸田 



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線路上を走行する際は、前後に格納された金属ガイド輪をレール上に降ろし、前輪ゴムタイヤを浮かせて、後輪ゴムタイヤを駆動輪として走行する
 すでに4,000人以上が乗車。

 線路と道路の両方を走行できる「DMV」(デュアル・モード・ビークル)は、JR北海道が2004年に開発に成功し、現在は釧網線の浜小清水〜藻琴間で試験的営業運行を実施している。

 これまでも多くの自治体関係者などが現地に視察に来ているが、7月20日は東国原英夫宮崎県知事が網走管内小清水町を訪れる。

 DMVはマイクロバスを改造した車両で、普通の列車と比べて車体が小さく重量も軽いため、メンテナンス代や燃料費などの運行コストが軽減できる。線路と道路の両方を走行できるため、線路に障害が発生した場合など、付近の道路を利用して運休せずに目的地に到着することが可能だ。

 実用化に至れば、道路と線路を組み合わせて、その地域に見合った採算性のある新たな路線を拡張することも考えられるため、過疎化や少子化の影響を受け、利用者が少ないローカル線のある地域にとっては、新たな交通システムとしての期待が高まっている。

 静岡県富士市では早くからDMV導入の意向を示しており、昨年11月にはJR北海道の協力の下で走行試験を実施。熊本県の南阿蘇鉄道では、今年5月、経営する第3セクターと九州運輸局、県などでDMV導入の可能性を検討する協議会を設立した。

 今回、視察に訪れる東国原知事の宮崎県では、6月28日、一昨年の台風被害によって経営を断念した第3セクターの高千穂鉄道が、運行再開を目指す民間の新会社への事業譲渡のめどが立たないため、同県と沿線自治体と協議した上で全線廃止を決めた。

 同県総合交通課では「DMVが実用化した時に、県内での活用の可能性に知事も注目し、視察することになった。(高千穂鉄道などの)特定の路線での活用を意図したものではなく、あくまで県内で活用する検討の材料として視察を行う」と説明する。

 東国原知事は、20日午後零時9分発のDMVに乗車し、浜小清水駅から藻琴駅までの約11キロメートルの線路走行と、藻琴湖や濤沸湖を回り浜小清水駅に戻る約25キロメートルの道路走行を体験する予定。

 DMVの視察や試験的営業運行での乗車人員は、04年1月の開発成功以降、4,000人を超えている。






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道路からレールへの乗り換えはわずか10〜15秒。踏切からでも進出が可能



関連サイト

JR北海道・DMV(デュアル・モード・ビークル)
http://www.jrhokkaido.co.jp/new/dmv/






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