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辻 正仁の「音(オン)ラインにゅ〜す」<狸小路一番人気のストリートミュージシャン>


07月27日(金) 09時30分
文:辻 写真:辻



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飾り気のない歌が人気の「ひいらぎ」
 「ひいらぎ」Newアルバム発売

 またしてもご無沙汰してました。辻でございます。ご無沙汰の間は色々立て込んでまして、アチラコチラ駈けずり回っておりました。

 駈けずり回りながら、金曜日の夜なんかに狸小路の3丁目〜4丁目付近を歩いてると、数多くいるストリートミュージシャンの中でも、ひときわ人だかりのできている路上ライブに出くわします。それが、今回紹介する「ひいらぎ」。

 毎週最低でも30人は集まっているこのグループは、恵梨香、愛美、千晶の女の子3人組のフォークグループ。三声の巧みなコーラスワークと、飾らない心情を歌った曲が人気で、特に同世代、同性からの支持を集めている。

 金曜の夜8時過ぎた頃、狸小路を歩いていて女性中心の人だかりがあったら、それが「ひいらぎ」のストリートライブだと思って、まず間違いない。

 ライブに集まる8割はメンバーと同世代の女の子である。女性ミュージシャンの場合、同性に人気があるというのは実に強い。ちゃんと音楽に共感を覚えての支持なので、送り手と聴き手の息長い付き合いができるようだ。

 まだ20代そこそこの彼女たちだが、活動暦はもう7年。途中愛美が脱退したり、一時期は解散していたこともあるのだが、それぞれが独自の活動を体験した後で、お互いの必要性を再確認してまた3人で活動。若いのになかなかの苦労人でもあり、それを臆面にも出さず楽しげに歌い続けているのもまた魅力の要因なのかもしれない。

 そんな「ひいらぎ」は、7月25日にミニアルバム「自然透唄(しぜんとうた)」を発表した(6曲入り1,000円)。ストリートライブで培った伸びやかな歌声に、ギターだけの路上とは違う、ピアノやパーカッションの味付けでより曲の情感が伝わる新鮮なアルバムに仕上がっている。

 26日には発売を記念して札幌市中央区のCDショップ「音楽処」でのインストアライブを行った。写真はその時の模様を、僕が音響を務めながら撮影したものだけれど、案の定、女の子のファンが大勢駆けつけ、ベストアングルで捉えられませんでした。

 ライブ終了後はCD購入者へのサイン会を行ったのだが、「サインの経験がない」という彼女達、ものすごく普通に自分たちの名前を書いていた。それでも名前のほかに一人ずつ丁寧に一言メッセージを添えての、飾り気はないけれど心のこもったサイン。彼女達の歌そのものでした。







■辻 正仁(つじ まさひと)

1966年生まれ。
FM新さっぽろ「海月屋本舗(毎週月曜18時)のパーソナリティ、ミュージックショップ「音楽処」の準スタッフ等々、様々な分野で活動中。
自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。







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