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道が外来種防除活動 「セイヨウオオマルハナバチバスターズ」を募集


08月03日(金) 09時00分
文:糸田 



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「セイヨウオオマルハナバチ」は長い体毛に黄色と黒の縞模様、白い尻が特徴(写真:東京大学保全生態学研究室提供)
 一般ボランティアが虫取り網で捕獲。

 トマトやナスなどのハウス栽培で、受粉作業の省力化や農作物の品質向上を目的にヨーロッパから輸入された「セイヨウオオマルハナバチ」。在来マルハナバチに比べ繁殖力やエサ、営巣場所をめぐる競争に強く、本格的な輸入は1992年からスタートした。

 セイヨウオオマルハナバチは外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定されているため、ハウスから逃げないようにネットを張るなどの対策が必要だが、一部はすでに逃げ出しており、昨年度は道民のモニターが道内66市町村で野生化した個体2万3,341頭を目撃・捕獲している。

 道は、在来種のハチや生態系への影響を危惧し、今年5月に「防除実施計画」を策定した。計画的な監視や捕獲活動など、自然環境を保全するための防除活動を展開している。今回、この活動に参加する一般住民ボランティアを「セイヨウオオマルハナバチバスターズ」として募集する。

 バスターズ参加者には、セイヨウオオマルハナバチの特徴や捕獲方法などについての研修か資料が送られる。法律に基づく適切な活動であることを対外的に示すため「防除従事者証」を発行、捕獲活動を行う際には「腕章」の貸し出しを行う。参加者は虫取り網でセイヨウオオマルハナバチを捕獲、ペットボトルで水死させる。セイヨウオオマルハナバチは、スズメバチのように向かってきて刺す攻撃性はない。

 北海道には、エゾオオマルハナバチなど11種類の在来マルハナバチが生息し、野生植物の受粉に欠かせない存在となっている。外来種であるセイヨウオオマルハナバチが野生化し繁殖すると、餌や巣の競合などにより在来マルハナバチが駆逐されたり、受粉を依存する在来植物が減少するなどの問題が生じる恐れがある。

 バスターズ申し込みの受け付けは各支庁で実施。詳細は下記の防除従事者の申請書様式を参照。







関連サイト

北海道環境生活部環境局自然環境課・セイヨウオオマルハナバチのページ
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/alien/seiyo/seiyo_top.htm






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