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第3セクター「星の降る里芦別」が破産


 
負債総額は約75億円。
東京商工リサーチ北海道支社は、7月19日、「星の降る里芦別」(末野篤國社長)が札幌地裁から破産開始決定を受けたことを発表した。破産管財人は桶谷和人弁護士。負債総額は約75億円。
同社は石炭の斜陽から人口減少、経済の低迷を余儀なくされた芦別市が旧産炭地の地域振興を目的に出資した第3セクター。ルーシー・M・モンゴメリーの小説「赤毛のアン」をモチーフにテーマパーク「カナディアンワールド」を建設、1990年7月にオープンさせた。
この時期、全国では一様にテーマパークの建設がブームとなっており、一定の集客を誇った。しかし、屋外展示が中心で冬期には客足が遠のき、リピーターを十分確保できず、92年からは冬期間の休業に追い込まれた。
その後も集客は回復せず、「カナディアンワールド」は97年に閉園を余儀なくされた。そのため、施設の建設に伴う返済原資に困窮、経営状態は一層を厳しさを増した。こうした経緯から事実上の運営母体である芦別市の財政にも多大な影響を及ぼした。
同社は今年2月、債務の弁済方法を8金融機関と協議するため、札幌地裁に民事調停を申し立てた。6月には金融機関と損失補償契約を結んできる芦別市が損失補償額約32億4,000万円を年利0.5%で19年間かけて分割返済することなどを柱とした調停が成立した。
調停で以前は3〜7%に設定されていた金利が下げられたことにより、芦別市の返済額は10億円以上軽減され、今回の措置を講じることになった。







関連サイト

東京商工リサーチ
http://www.tsr-net.co.jp/






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