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辻 正仁の「音(オン)ラインにゅ〜す」<オトナWORLD全開>


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08月10日(金) 15時35分
文:辻 写真:辻 |
 
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| ライブ終了後のメンバー(左から、ベース・河野充生、ドラムス・熊田俊彦、ボーカル・佐木伸誘)。多少お疲れの様子 |
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「Lab-siva」札幌ライブ。
8月4日、札幌市中央区のライブハウス「mole」で行われた「Lab-siva」のライブに行ってきた。
「Lab-siva」は、北海道出身のボーカル・佐木伸誘を中心とする3ピースバンドだ。東京を中心に活動している彼らであるが、今年は佐木が札幌でもコンスタントな活動を行っていることもあり、バンドとしても4月に続いて2度目の札幌ライブとなった。
ご存知の方も多いかと思うが、佐木伸誘は1988年にソロアーティストとしてメジャーデビューし、日本のみならず海外からも高い評価を受けてきたアーティスト。ソロ活動以後は同じ北海道出身のシンガー・ソングライター松崎真人とのユニット「バースデー・スーツ」を組み活躍。その後、プロダクションの全てを自分で管理し、よりダイレクトに自分の音楽をリスナーに届けるべく活動の場をメジャーからインディーズへと移し、「Lab-siva」を結成した。来年でデビュー20周年を迎えるベテランである。
その活動の節目である来年に向けて、今年の佐木は地元札幌での活動に力を入れている。何かと物入りになるバンドではなく、身軽に動ける単独の形で、毎週火曜日にはFMドラマシティ(77.6MHz)でのレギュラー番組「Lab-siva.sakiのオトナWORLD」のパーソナリティとして生放送に出演。ちなみに番組名の「オトナWORLD」とは、昨年発売した「Lab-siva」のミニアルバム「FAITH」収録曲のタイトル。軽妙なタッチとシニカルな視点でオトナの世界の気苦労を描いた名曲である。
さらに、毎月さまざまなスタイルのライブを札幌市内で行っている。今回のバンドとしてのライブは、佐木のそうした札幌での活動のスペシャル版として企画されたもの。札幌での佐木の活動が、バンドの音楽や認知を高めるためのものであるという位置づけがしっかり確認できるライブだった。
ステージにたつ側も、それを聴く側も30代、40代がメインの場内には、終始和やかで落ち着いたムードが漂う。ノリのいい曲の時も、エネルギーを発散させて騒ぐような若者中心のライブとは違い、バンドのグルーヴにじっくりと身を浸して楽しむような風情があり、バンドのみならず、客席にまで「貫禄」を感じるライブだった。
バンドという形でステージに上がれたことがよほど嬉しかったのか、佐木は予定していた曲を何度か飛ばしてしまうも、うろたえることなく平然と演奏するドラムス熊田、ベース河野もさすが。佐木本人が「曲順を間違えた」と公表しなければ客席にはまったく気づかれなかっただろうが、このトボケた告白がさらに客席とステージを和やかで楽しいムードにしていく。
「子供心を忘れないオトナの為のロック」といったものが、こうして少しずつでも札幌に根付いてくれるといいなと思わされるステージだった。
バンドでのスペシャル企画は終えたものの、今後も12月まで、佐木のマンスリーライブは続く。弾き語りあり、地元ミュージシャンとのセッションありで、こちらも落ち着いた雰囲気で音楽を楽しめるので、機会があればぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょう? 






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■辻 正仁(つじ まさひと)
1966年生まれ。 FM新さっぽろ「海月屋本舗(毎週月曜18時)のパーソナリティ、ミュージックショップ「音楽処」の準スタッフ等々、様々な分野で活動中。 自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。 |



関連サイト

Lab-siva・オフィシャルサイト
http://www.lab-siva.net/bio/bio.html






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