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「塩ホルモン 与一」


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08月27日(月) 19時50分
文:糸田 写真:糸田 |
 
焼肉店といえば、仲間たちと一緒にビールをグビグビやるのが定番のスタイル。
ところが一人で来た常連が、七輪の網いっぱいにホルモンを焼き、フウフウ冷ましながら口にほおばる光景もしばしば。そんな“ホルモン通”から中年オヤジ、OLまでを足繁く通わせるのが、札幌市厚別区の「塩ホルモン 与一」。
札幌市営地下鉄東西線「ひばりが丘駅」の1番出口から北方向に歩くこと7、8分、国道12号を渡り、さらに50メートルほど北に歩くと、見える大きな赤ちょうちんの文字「与一」が目印。
1987年のオープンで、今年20周年を迎える。暖簾をくぐると、自らを“ジジ”と呼ぶ、気さくな店主・米田洋一さん(70)が迎えてくれる。
米田さんは店名の由来を「私の名前の洋一を縮めて“与一”にしたんです。昔は鳥を中心にやっていたので、“若鳥の与一”だったんですが、今は塩ホルモンが売りですんで…」と説明する。
その名の通り「塩ホルモン」は、いくらでも食べられそうな絶品。酒と香辛料、モンゴルの岩塩、真狩の天然水を混ぜた特製塩ダレで味付したものを七輪で焼いて食べる。しっかりとしていて濃すぎない塩味は、ビールとの相性抜群。
ホルモン以外の肉にも、同じ特製塩ダレ。米田さんは「塩ダレの味付けで一番重要なのは、水だと思っています。水道水なんか使うと全く味が変わってしまう。うちは塩が売りですから」と話す。
1人前300円の「豚なんこつ」から1,000円の「和牛カルビ」、焼きナスやグリーンアスパラ、氷下魚の一夜干し、甘えびなど、左党を唸らせる約40種類のメニューを用意。とにかく1人前の量が多いのは嬉しい。
「和牛カルビは格安です。うちは自前(“与一”を経営するのは札幌の有限会社・丸秀畜産)だから、新鮮な肉を安くお客さんに出せるんですよ」と米田さん。肉以外のメニューでは「きのこ」(エリンギ)や「玉子焼き」がオススメ。「玉子焼き」は鶏卵10個を使ったティッシュ箱ほどの大きさ。厚さこそ2センチ程度だが、見た目は豪快にして味は繊細だ。
味自慢の与一だが、焼き方や食べ方など、口うるさい注釈は一切なし。七輪の炭が足りなくなると、“ジジ”が真っ赤に燃えた炭を素手掴んで補充してくれるという一風変わったサービスも必見。
客層は若者から中年まで幅広く、「創業以来、女性の客が多い」とのこと。昨年10月には白石区に南郷店(白石区栄通7丁目3-15)もオープンした。
取材日には「今日は釣ってきたオショロコマがあるんです」とサービスで出してくれた。米田さんは「私は渓流釣りが趣味で、イワナを釣ってきた時はお客さんにサービスで出してますよ」と相好を崩す。
■塩ホルモン 与一
◎札幌市厚別区厚別中央3条2丁目11-18
(カウンター4席、ボックス2人掛け3席、ボックス4人掛け4席)
◎電話011-891-1017
◎営業時間午後5時〜午後11時
◎定休日は第1、第3月曜日 






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| ジジのおまかせセット3点盛りは、塩ホルモン、とりもも、豚カルビが入って1,000円 |
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| サービスの「オショロコマ」は、割り箸のまま七輪に刺して焼く |
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