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様変わりする暴力団とロシアの密貿易


 
カニ、ウニ、サケなどの輸入海産物は、ロシア、カナダ産が多い。ロシア人と日本人の間では中古車や白物電気用品とのバーター取り引きも行なわれている。
しかし、カニ、ウニなどは捕りすぎて資源が枯渇、タラバガニや毛ガニなどは大きいものが少なくなっている。
今回は、こうした海産物のことではなく、マカロフとトカレフ、ギョウジャニンニク、カバノアナタケ、サルノコシカケの話しをしたい。
バブル期はヤクザの縄張り争いによって、いつもどこかでドンパチがあった。当然、拳銃が不可欠であり、ロシアからはカニと一緒にトカレフが密輸されていた。この拳銃は、旧ソ連の陸軍が1933年に制式採用した軍用自動拳銃だが、大きくて重いことから日本のヤクザには扱いにくいシロモノだった。
拳銃は標的から5メートルも離れれば、命中率が半減する。まぁ、日本のヤクザは、窓ガラスを割った
り、車庫のシャッターに穴を開ける程度だから、それでもことは足りるかもしれないが…。
ともかくトカレフは使えない拳銃ということになった。ソ連軍では1950年代以降、扱いやすいマカロフがトカレフの後継モデルとなったが、日本ではバブル崩壊後、拳銃の需要が極端に落ち込んだ。
代わって輸入のサイドビジネスは、日本の健康ブームを当て込んだギョウジャニンニクやカバノアナタケ、サルノコシカケが入って来るようになった。
みなさんこうしたものが、チェルノブイリやウラジオストクの原子力潜水艦寄港地の近辺で取れたものでないことを祈ろうではないか。 










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