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在宅ホスピス医の先駆者・内藤いづみ医師が来月8日に講演「命の雫たち」


09月16日(日) 09時30分
文:村上 



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内藤いづみ氏
 10月8日、札幌市の「かでる2・7」で開催。

 山梨県甲府市「ふじ内科クリニック」の内藤いづみ院長が10月8日午後2時から「かでる2・7」(札幌市中央区北2西7)で特別講演を行う。演題は「命の雫たち〜在宅ホスピス医からのメッセージ」。

 “最期は畳の上”と願っている人は多いが、自宅で亡くなる人は一部にすぎない。

 1952年、自宅で亡くなる人の割合は81.3%だったが、その割合は年々減少し、76年には病院や診療所などの医療機関で亡くなる人が上回った。2006年は自宅で最期を迎えた人の割合が12.2%まで下がっている。

 厚生労働省は、長期療養者の終末期医療費を削減するため、療養病床を削減する。療養病床は医療保険で入院する25万床と介護保険の12万床があるものの、入院患者の相当数は医師の対応をほとんど要しない社会的入院とされ、同省は12年度までに療養病床を15万床程度まで減らす方針だ。

 03年、年間死亡者数が100万人を突破。06年には108万人に増加している。死亡者数の増加はハイペースで進み、38年のピークには170万人に達すると予測されている。

 同省は38年時の“在宅死”を現在の3倍強である4割まで引き上げることを目標としているが、その際、在宅医療を担うことになるのが、在宅療養支援診療所だ。

 在宅療養支援診療所は24時間態勢で往診、訪問看護を行う医療機関。昨年4月の制度スタート以来、1万を超える医療機関が届出をしている。

 自宅で病人が発生した際、かつては家族、場合によっては近所の人が介護をし、病人を看取ることもあった。しかし、現在は病院のベッドで亡くなるケースが大半で、“畳で最期を迎えたい”という気持ちとは裏腹に、知識や実体験に乏しいことから不安を抱くケースも多いとみられている。

 内藤医師は、1980年代にイギリス・プリンス・オブ・ウェールズホスピスで研修を受け、帰国後の95年に「ふじ内科クリニック」を開設。現在は「在宅ホスピスケア」の先駆者として全国で講演をしている。

 特別講演会を主催する、ばらのおうち文庫の主宰者・高橋洋子さんは、「一人の大人として伝えなければならない大切なことを伝えたい。命の終わりの話ではない、命のバトンをつなぐ話、希望の話。私は自宅で母を看取り、良い体験をした。生きる喜びを知ってもらいたい」と話す。

 特別講演会の定員は500人、参加費は大人1,000円、学生500円、高校生以下は無料。問い合わせは高橋さん(電話、FAXとも011-886-1799、もしくはE-mail hibridgeyotto@yahoo.co.jp)まで。










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