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爆薬2トンを使用、石狩湾新港で液状化実証実験


10月27日(土) 17時40分
文:糸田 写真:糸田



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石狩湾新港内埋立地に実物大の空港施設を再現
 空港の耐震対策を目的に、国交省と港湾空港技術研究所が実施。

 10月27日、国土交通省航空局と港湾空港技術研究所は、石狩湾新港内埋立地(小樽市銭函5丁目)で、「液状化実証実験」を実施した。

 「液状化」は、地震などで地盤に振動が与えられた際に、地下水位の高い砂地盤が液体状する現象。地盤沈下や地下埋設物の浮き上がり、地面の裂け目から砂まじりの水が噴き出す「噴砂」などさまざまな被害をもたらす。

 実験は、空港においての耐震対策を進めるにあたり、液状化が空港施設に及ぼす影響を把握し、液状化対策のコスト縮減を図る目的で行われた。1.65ヘクタールの実験場にコンクリートやアスファルトで舗装した空港施設を再現し、液状化を起こすために583弾(約1.8トン)の爆薬を0.2秒間隔で爆破した。

 爆破後、滑走路を模した舗装部分では、改良していない一部で沈下が見られ、舗装部分の周辺では「噴砂」が起きた。盛土部分では、改良していない所にひび割れが生じた。

 実験後、港湾空港技術研究所の菅野高弘構造振動研究室長は「実験は安全に終了した。一部から水と泥が混じったものが噴出し、実験により液状化が起きている。データをとる計測器にも不具合はなかった。春まで測定を続ける機器もあるので、今すぐどうだったかとは言えないが、液状化の効果については1カ月後をめどに速報を出したい。今後はレーザーや電磁波レーダー、重りなどを使った計測を進め、研究を行って液状化対策のコストダウンなどを提言していきたい」と説明した。






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液状化現象によって起こる「噴砂」


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水圧が高くなり上がってきた水は舗装部分突き破れず横から抜けた


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盛土部分では、改良していない所にひび割れが生じた






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