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辻 正仁の「音(オン)ラインにゅ〜す」 <オヤジ達の文化祭!?>


 
「082band.com」ライブ体験記
先日もBNNニュースで紹介されていた、35歳以上限定サイト「082band.com」主催のライブイベントに、実はワタクシ、出演しておりました。ようやく爆音によってキ〜ンと耳鳴りしてたのが治まったので、ご報告させてもらいます。
11月4日、場所は札幌市中央区のライブハウス「KRAPSホール」。出演は全9組。午後4時にスタートし、終演したのは予定を大幅にオーバーして午後10時を回っていたという、音楽好き中年男女の熱い一日であるとともに、時間を守れない大人である事を露呈する盛り上がりだった。
本番は約6時間だけれど、リハーサルは午後12時からやっているから、スタッフは片付けを含めると12時間労働だったのではないだろうか…。お世話になりました。
普段、僕はオリジナル曲を披露していて、同じようにオリジナルを演奏する、いわゆる「インディーズ」のアーティストと共演する事が多いのだけれど、この日は僕以外は皆さん、自分たちの若かりし日に胸をときめかせたロックなどを演奏。はっきり言って、僕だけ浮いてました。
ラストを飾ったグループ「Love Gun」という、KISSのコピーバンドが、メイクや衣装までコピーしていたのが如実に物語っているように、「僕はこのバンドのこの曲が好きなんだ!」という思いがあふれた演奏が次々に登場。もう、上手い下手は二の次で、聴いている方も、懐かしい曲の数々に声援を送る。世代の近い者同士ならではの盛り上がりだった。
出番待ちの楽屋では、ハリキッた中年男女が衣装の準備に余念がなく、お互いのいでたちを評価しあって、ここでも盛り上がる。このはしゃぎ様、そして大好きなバンドの音楽を懸命に演奏する姿。学生時代の文化祭を思い出した。思い出したというか、そのまんまだ。目の輝きまで学生時代に戻った様子。いつものインディーズ・ライブとはまた違った熱さがそこにはあった。
さて、そんな困っちゃうくらい真剣な中年に囲まれながら、そんな彼ら(いや「僕ら」だな)を一生懸命に盛り立ててくれた若い女性が一人。
司会のKANACKちゃんである。サイトの主催者Indy横山氏と共に、初挑戦の司会を務め、ヘタするとむさ苦しいステージに爽やかに華を添えてくれた。途中で甚平姿や、最後にはセーラー服姿まで披露して、オヤジの顔が思わず緩む。KANACKは自身もボーカリストとして活動しているそうなので、お世話になった中年出演者たちは、彼女も応援しましょうね。
僕は、今回の出演者より全然オヤジになってないという自負があったんだけど、終演後に彼女を呼び止めて、一緒に記念撮影をお願いしてる自分に気付いて、やっぱりオヤジなんだなと自覚しましたよ。
今回のライブを企画した35歳以上限定の音楽好きサイト「082band.com」では、今後もこのようなライブを企画していく模様。普段のサイトでの音楽談義などの交流から、同じ世代の音楽好きが出会い、ネットを飛び出して、生活の場でも共に楽しみを作り上げていく試みである。
「昔のように音楽をやりたいけれど仲間がいない」などと思っている方は、まずはサイトに参加するのもいいだろう。もしかしたら、ここで新たなメンバーと出合い、またライブハウスで演奏できるかもしれない。 






| 終演後、司会のKANACKを薄暗いステージ袖に呼んで記念撮影、ご満悦の辻 |
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■辻 正仁(つじ まさひと)
1966年生まれ。 FM新さっぽろ「海月屋本舗(毎週月曜18時)のパーソナリティ、ミュージックショップ「音楽処」の準スタッフ等々、様々な分野で活動中。 自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。 |



関連サイト

親父バンドドットコム
http://www.082band.com






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