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さっぽろ雪まつり 陸自が大雪像「国宝 犬山城」の設計図と模型を制作


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12月04日(火) 14時10分
文:東 写真:井上 |
 
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| 粘土で犬山城の丸瓦先端を作製。滑らかなカーブを再現するため、丁寧に粘土を削る |
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雪像3基の模型は今月26日に公表。
毎年、多くの人々が訪れる「さっぽろ雪まつり」。来年の第59回は、2月5日から11日までの期間、「大通会場」「さとらんど会場」「すすきの会場」の3カ所で開かれる。
雪まつりの目玉となる大雪像の制作は、1955年から陸上自衛隊が担当。来年も北部方面総監直轄部隊と第11師団長直轄部隊が「大通会場」で3基を制作する。
3基の大雪像の制作テーマは、大通西7丁目が「エジプトの遺跡」、西8丁目は「国宝 犬山城」。西4丁目で制作する大雪像のテーマは未定だが、来年7月に開催される「北海道洞爺湖サミット」に参加する7カ国の建造物をモチーフにする予定。
札幌市南区真駒内に司令部を置く陸自第11師団は、10月から大雪像の設計図と模型を製作中。「国宝 犬山城」を担当する「第3雪像制作隊」の約15人は、10月に現地に赴き、資料の収集と写真撮影を行った。
陸自はこれまでの雪まつりで、国宝に指定されている4城のうち、すでに「松本城」「姫路城」「彦根城」の大雪像を制作しており、国宝の城は「犬山城」が最後となる。「犬山城」は日本最古の木造天守を抱く城で、織田信長の叔父・織田信康が天文6年(1537年)に築城した。
写真は「国宝 犬山城」の設計図や模型を制作する「第3雪像制作隊」の作業の模様。作業は主担任部隊の第18普通科連隊と協力部隊(第11戦車大隊、第11施設大隊、第11通信大隊)が担う。隊舎内には「第18普通科連隊雪像準備室」が設けられ、20人の技術班が設計図と50分の1の模型を制作。6人で構成される木工班は、天守を華やかにする屋根の唐破風(からはふ)などさまざまな部分を木材で制作している。
ベテラン技術員である第3雪像制作隊の内藤義則技術部長は「犬山城は付櫓(つけやぐら)の形が各面(四方)で違っており、この部分の制作が難しい」と語る。
技術員は設計図や模型のほか、城の瓦に作るために用いる粘土や木製の型枠も作製、「国宝 犬山城」の模型は、17日に完成する予定。大雪像3基の模型は、「さっぽろ雪まつり実行委員会」が26日に公表する。
大雪像に使う雪は、来年1月7日から11トンダンプ1,500台で会場まで輸送。同日から始まる雪像制作は、アイスブロック工法により部品約30種3,000個を用いる。作業は、測量、足場組み、雪積み、雪踏み、チェーンソーやスコップなどを用いた雪像の粗削り、城の細部を装飾するネタ張りなどのさまざまな工程を経て、2月4日に完成させる予定。
「国宝 犬山城」の大雪像は、実際の5分の3のスケールで、高さ15メートル、幅19メートル、奥行き18メートルの威容となる。







関連サイト

第11師団
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/11d/

第59回さっぽろ雪まつり
http://www.snowfes.com/

シリーズ一括読み
http://www.bnn-s.com/news/series_cd148.html






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