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維持管理が負担 札幌市内のロードヒーティング、今年度17カ所を停止


12月26日(水) 16時30分
文:糸田 写真:糸田



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今年度からロードヒーティングを停止した中央区南1条東7丁目交差点
 除雪と凍結防止剤散布を強化、15年間で約5億円の経費削減の見通し。

 札幌市は今年度、市内17カ所の道路でロードヒーティングを停止する。

 市は1992年度から、スタッドレスタイヤの普及に伴う凍結路面対策のひとつとして、道路のロードヒーティング化を推進してきた。

 96年度までに、緊急に整備の必要な幹線道路167カ所(約20キロメートル)と、地域内の交通確保が特に必要な補助幹線道路150カ所(約14キロメートル)のロードヒーティング整備を完了した。2002年度には、ロードヒーティングを施した道路がピークの計343カ所と達した。

 急な勾配やカーブなどでのロードヒーティング整備は、冬道を運転するドライバーの助けとなる一方、市のロードヒーティング設備の維持管理は、年間約10億円が費やされてきた。

 ロードヒーティングの施工は、1平方メートル当たり約5万円。設備の寿命は15年〜20年。改修工事の際も同等の経費が必要で、今後、改修事業が重なるピーク時には、年間計40億円の経費が予想される。

 市は02年度に路面管理手法を見直し、勾配が6%以下の幹線道路のうち、84カ所でロードヒーティングの停止を計画し、今年度も含めてこれまでに約60カ所で取りやめた。

 停止した道路は、除雪と凍結防止剤散布を強化している。停止に伴って看板設置などの安全対策に一時的な経費が生じ、パトロールの強化なども必要となっている。

 市雪対策事業課では、「除雪と凍結防止剤散布の併用は、ロードヒーティングを継続した場合の約7割の経費で済む。削減開始から15年間で約5億円の経費削減を試算している。新しくロードヒーティングを整備する計画はない」と話す。










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