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さっぽろ雪まつり 陸自が大雪像の粗削りをスタート


01月17日(木) 13時55分
文:井上 写真:井上



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17日からスタートした大雪像の粗削り作業
 2月5日から開かれる「第59回さっぽろ雪まつり」の大雪像の制作作業が本格的に始まった。

 陸上自衛隊第11師団は、大通西4丁目で「守りたい地球、子供たちの未来」、7丁目で「エジプトの遺跡」、8丁目で「国宝 犬山城」の3基の大雪像を制作する。

 大雪像に使う雪は7日から市内の里塚霊園、サッポロさとらんど、モエレ沼公園、遠くは江別市葬斎場、岩見沢競馬場などから採雪され、15日まで各会場に搬入された。15、16の両日は、積み上げた雪を固める「寝かせ」と測量を実施、作業の第1段階を終えた。

 17日からは第2段階である背壁の粗削りと面だし作業がスタート、西4丁目で制作中の大雪像「守りたい地球、子供たちの未来」の作業現場を取材した。この大雪像は、7月に開かれる「北海道洞爺湖サミット」の参加国の象徴的な建造物がモチーフ。「ピサの斜塔」や「自由の女神」「ビッグベン」など9つの雪像からなる大掛かりな作品。

 粗削りは沈雪させた雪の塊から雪像の大まかな形を削り出す作業。雪像と同じ高さに組んだ足場に昇り、上部から順番に作業を進める。「寝かせ」で圧縮された雪は硬く、スコップやチェーンソー、鍬を使っての削りだしは労力を要する。

 足場の高さは、最も高い所で15メートル。粗削りは高い足場から削った硬い雪を落とすため、下で作業をする隊員の安全にも配慮しなければならない。

 的場幸志郎制作隊長は、隊員の1日を「9つのパーツは、インターネットで詳細を調べ、設計図をつくった。粗削りは1週間の予定。現地(西4丁目)到着後、朝8時20分から朝礼をして作業内容を指示、8時30分から作業を開始する。作業は1時間半続けて、中休みを取り、午後4時半に終える予定だが、進捗が遅ければ夜間作業も行うことになる」と説明する。

 廣瀬英之技術小隊長は「大通西4丁目の大雪像は、昼頃から強まる西日で雪像の細かいパーツが溶けることを防ぐため、わざと北側に7度傾けて(回転させて)いる。昨年は5度(ディズニーのキャラクターを制作した、ようこそ!夢と魔法の王国へ)で足りなかった。ずらすことで観客も雪像自体が大きく見える」と雪像制作の工夫を語った。






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粗削りの作業工程を説明する廣瀬英之技術小隊長(左)、的場幸志郎制作隊長


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最上部で作業をする隊員たち


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粗削りで取り除いた雪は、下で作業する隊員の安全に留意しなければならない


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パワーショベルは10メートルを超える高さでも使われている


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足場に昇り、チェーンソーで粗削りをする隊員


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西4丁目の東側では、市民も大雪像(写真奥)を制作中



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