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辻 正仁の「音(オン)ラインにゅ〜す」 <新たな手作り音楽祭>


01月30日(水) 09時20分
文:辻 



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「第一回 蝦夷音楽祭」は2月5日〜8日までの4日間、時計台ホールで開催
 〜第一回 蝦夷音楽祭〜

 随分前に聞いた話だけど、北海道と九州の音楽やってる人の違いって、九州人が「コレで東京に行って一旗上げよう」と思うのに対して、北海道のミュージシャンなんかは「ここで、いい音楽を全国に発信できる場を作ろう」と考えることだとか…。この話を突き詰めて行くと、たぶん歴史的文化的な背景があっての「土地柄」みたいな事を語れるのだろうけれど、それはまたいずれ。

 個人差もあるだろうし、事の真偽はともかく、少なくとも北海道にそんな考えを持ちながら音楽に携わっている人々が、昔から多くいらっしゃるのは経験的によく知っている。

 特に、情報化が進む昨今、なにも中央まで行かなくても、「地元から全国へ向けて活動していく」といった動きは全国的に盛んだし、そんな中でやはり北海道の人達は、活発な動きをみせている。中には、良質な音楽を目指して、わざわざ他の土地からやってきて、北海道を拠点にしたイベントなどを企画している人までいらっしゃる。なにかと元気のない北海道ではあるが、こと音楽に関しては色んな可能性のある場所なのです。

 インディーズは、特に地元への愛情が深い北海道。これまでも様々なイベントや企画が打たれ、定着しそうなものもある。中には、あまり成果を上げないまま消えて入ったプロジェクトもあるが、それでもめげずに次々に新しい企画が登場するのも、北海道音楽の良いところかもしれない。

 そんな中、また新たな企画イベントが立ち上げられた。2月5日から8日まで、札幌市中央区の時計台ホールで行われる「第一回 蝦夷音楽祭」だ。

 真冬のこの時期に、雪の降り積もる札幌の真ん中、街の象徴的建物でもある時計台で行われるいかにも北海道らしい音楽祭。プロ・アマ問わず「北海道を感じさせる」アーティストが、4日間で計18組出演。ジャンルは様々ながら、アコースティックなサウンドが堪能できる出演陣で、一口に「北海道の音楽」と言ってもバリエーションを楽しめる。そんな多彩な音楽の中にある「北海道らしさ」の共通項を見つけてみるのも楽しいだろう。

 4日間、いずれも午後6時30分開演。入場は無料。関係者も出演者もノーギャラ。熱意と愛情で作られるイベントである。

 現在、主催の「蝦夷音楽企画」では、この手作りイベントに参加できるボランティア・スタッフ、また、ポスターやチラシなどの設置に協力してくれる店舗なども募集中。自分の街で生れた音楽祭を、自分たちの手で育んでいくのも良いのでは?

 出演者等、イベントの詳細、ボランティア協力の問い合わせなどは、下記HPをご参照下さい。

 「第一回」と銘打たれたこの音楽祭、一回で終ることなくこの寒い季節に暖かい音楽を楽しめるような市民イベントになって欲しいもの。







■辻 正仁(つじ まさひと)

1966年生まれ。
フリーライター、FMドラマシティ「海月屋本舗(毎週月曜18時)のパーソナリティ、シンガー・ソングライター等々、様々な分野で活動中。
自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。



関連サイト

EZO 蝦夷音楽祭
http://www.foresight-tec.com/ezo/






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