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「自由の女神」「ピサの斜塔」…姿を現しはじめた陸自の雪まつり大雪像


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01月31日(木) 17時10分
文:井上 写真:東 |
 
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| 「守りたい地球、子供たちの未来」の中央に配置される「自由の女神」 |
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手がかじかむ中、隊員110人が仕上げに突入。
大通4丁目会場で大雪像「守りたい地球、子供たちの未来」を制作する陸上自衛隊第11師団の作業は、来月5日に始まる「第59回さっぽろ雪まつり」を控え、仕上げ段階に入った。
「守りたい地球、子供たちの未来」は、7月に開かれる「北海道洞爺湖サミット」参加国の象徴的な建造物をモチーフにした大雪像。中央の男の子と女の子が地球を抱く雪像の周囲に、フランスの修道院「モンサンミッシェル」やイタリアの「ピサの斜塔」、アメリカの「自由の女神」などの雪像を配置する。
31日から始まった仕上げ作業は、細部の彫刻のほか、型枠にシャーベットを入れてつくった部品を建造物に貼り付け、汚れのない雪を張り付けて表面を整える大詰めの段階。細部彫刻で出来上がった各パーツは、各班長が雪像から離れ、貼り付け位置を確認した上で指示を与える。
雪像の表面はすべてが雪でつくられているため、それぞれの建造物や人の顔は、実際に来場者が見た場合、陰影がはっきりせず、平面的に見える箇所も出来る。例えば、「モンサンミッシェル」の屋根と壁は、軒下部分の境界がはっきりと目に映るように雪を深めに掘り、意図的に影をつくり出して細部を可視化させる。“影をつくり出す”工夫は、「ピサの斜塔」の柱と鐘の部分などにも活かされている。
「ピサの斜塔」の柱は、取り出し易いように中にワックスを塗った塩ビパイプに雪と水を混ぜたシャーベットを入れて凍らせる。取り出した柱は1本ずつピサの斜塔に付けるため、離れて見た場合も柱の立体感が損なわれない。
「ピサの斜塔」を整える佐藤志保陸士長は「シャーベットをつけて、曲がらないように気を付けながらコテで平らに削っている。手と足が冷たいが、我慢するしかない」と話す。
さまざまな建造物を支える大雪像のステージ部分の前面には、これから「守りたい地球、子供たちの未来」の文字が刻まれる。31日はこの前面に9つの桝に分かれたアルミをあてがって、雪の歪みや屈曲がないよう、正確な平面に整えた。桝を埋めるシャーベットは水を多く含んでいるため、作業は防水手袋をはめて行うが、すぐに手がかじかんでしまう。
これまでの雪像制作作業は、午前8時30分から午後4時まで行っていた。しかし、日中の気温が比較的高く、シャーベットが固まりにくいため、昨日からは取り付けた部品が固まりやすい午後6時頃まで作業を続けている。
的場幸志郎制作隊長は「大雪で除雪したり、気温が高くて細部彫刻と部品の取り付けが難しい場合もあるが、作業が遅れているわけではない。作業は9割程できている」と話す。
大雪像は来月3日までに完成させる予定。







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| 大雪像の上段部分につくられる「ノイシュバンシュタイン」城 |
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| 31日までにおよそ9割が完成した「守りたい地球、子供たちの未来」全景 |
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| 雪像制作に使う道具。写真左から角スコップ、剣先スコップ、ケレン棒、くの字ケレン棒、ノミ、コテ、アルミ棒 |
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| ロシアのクレムリンを囲む尖塔「トロイツカヤ塔」をコテで削る隊員 |
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| 昼食は作業場にトラックで届けられる。31日の昼食は牛丼。プレハブの壁には隊員を激励する市民のメッセージが張られている |
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関連サイト

シリーズ一括読み
http://www.bnn-s.com/news/series_cd148.html

「第59回さっぽろ雪まつり」公式ホームページ
http://www.snowfes.com/






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