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辻 正仁の「音(オン)ラインにゅ〜す」 <大人の十点満点「聴かずに死ねるか」>


 
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| オールド・タイムな歌声は、そのまま“オール・タイム” |
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〜マリア・マルダー ジャパンツアー〜
60年代より活躍し、「オールド・タイム・レディ」の愛称で知られる「マリア・マルダー」のジャパンツアーが2月19日からスタートした。今回のツアーは北海道でも2公演が行われる。
2月28日に、函館市の「金森ホール」、翌29日は、札幌市中央区の「ジャスマックプラザ・ザナドゥ」で行われる。両日とも午後7時から開始。
それにしても、タイトルがいいね。今回の見出しは、そのまんまこの公演タイトルなんだけど、そういえばかつて「十店満点」という飲食店で洋楽アーティストを招聘するグループがいたような?そのメンバーが噛んでるかもしれないなというのは、僕の推測でしかないけど。
いずれにしても、この「大人の十点満点」と題された企画はこの「マリア・マルダー」で3回目。ちなみに第一弾は、昨年行われた「トニージョー・ホワイト」の札幌公演だった。60〜70年代に登場し、良質の音楽を今も続けているアーティストを招こうというコンセプトが、タイトルとラインナップを見るだけで明確に伝わってくる。
当時、こうした音楽を愛し、夢中になっていた若者達は、ちょうど団塊世代に当たる。本当に、目の前でそうした良い音楽を味わうまで、本当に「聴かずに死ねるか」という気持ちなんだろう。
付け加えさせてもらえば、マリア・マルダーのように、現在ヒットしているわけではないが、長いキャリアを積み地道に活動を続けているアーティストというのは、時代を超えて本当に良質の音楽を作り上げている人達。こうしたアーティストをチョイスし、呼び寄せ、今の若者達にその素晴らしさを伝えることができるのは、そんな年代の方々しかいない。そういった意味では、後輩に当たる僕からも「聴かせずに死なないで下さい」とお願いしたいところである。何卒よろしくお願いします。
さて、この「マリア・マルダー」さんは1943年生まれ。70年代にヒットした「真夜中のオアシス」などで知られるシンガーである。若い世代でも、90年代から定着してきたフリーソウルのムーヴメントの中で、彼女の名前をや曲を聴いている人も多いことだろう。
ブルース、フォーク、ジャズなど古き良きアメリカの音楽を幅広く歌いこなし、付いたあだ名が冒頭の「オールド・タイム・レディ」。若いレディの頃からオールド・タイムだった方です。最近では、全編ボブ・ディランのカバーを取り上げたアルバムを発表したりもしている。
今回の公演では、札幌在住のギタリスト「関ヒトシ」などがサポートを務め、大人がゆったり堪能できるステージを見せてくれそうだ。おそらく、日本でしかも函館、札幌あたりで彼女を聴けるのはこれが最後のチャンス。貴重な体験です。
なお、私事ですが、この「聴かずに死ねるか」のシリーズでも、いつかチャンスがあれば、ぜひ「ヴァン・モリソン」を日本に連れてきていただきたいのですが、大物過ぎるだろうか?とりあえず、この場をお借りして、主宰されている音楽を愛する先輩方にお願いしておきます。
何卒、よろしくお願いします。
各公演のお問い合わせは以下に連絡して下さい。
2月28日 函館 金森ホール(電話・0138-23-0338)
2月29日 札幌 WESS(電話・011-614-9999) 






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■辻 正仁(つじ まさひと)
1966年生まれ。 FM新さっぽろ「海月屋本舗(毎週月曜18時)のパーソナリティ、ミュージックショップ「音楽処」の準スタッフ等々、様々な分野で活動中。 自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。 |







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