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松浦忠札幌市議が地区会館の建て替えを巡り住民監査請求


03月28日(金) 17時50分
文:東  写真:東 



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松浦忠氏
 「3,300万円で保全できたものを処分、税金の使い方として許されない」と主張。

 昨年8月に解体された札幌市白石区菊水元町の地区会館「白菊会館」建て替え工事を巡り、松浦忠市議(白石区選出)が27日、市監査委員に住民監査請求を行った。

 白菊会館(604平方メートル)は、1976年に地元の建設期成会が建設、札幌市に寄付した施設。

 2006年9月14日、市職員と地元住民が出席し、「白菊会館関係地元説明会」が開かれた。市は説明会に先立って実施した耐震診断調査の結果、耐震性能が基準値を大幅に下回ったことを明らかにし、改修(仕口部溶接の改善と部材断面変更)は多額の費用(2億円以上)を要するため、建て替えを視野に入れた検討が必要との説明をした。

 松浦市議は「地元町内会からは、『耐震補強はできないか、見積もりを出してほしい』との要望が出されたが、市は昨年8月、1878万円を費やして会館を解体した。市は新年度予算に建て替え費用として7,600万円を計上しているが、私が見積もりをとったところ、会館は解体をしなくとも3,300万円程度で改修できることがわかった」と説明する。

 請求では「約3,300万円で604平方メートルの会館を保全できたものを、札幌市は解体・建て替え合わせて約9,500万円もの費用をかけ、(今秋新たに建設される施設は)175平方メートルの狭小な会館にしようとすることは、税金の使い方として許されるものではない。当初に適切に見積りをとって補強か建て替えかを判断すべきところ、見積りをとらなかったという不作為により、財産を処分してしまった」とし、「札幌市に甚大な損害を与えたその全額を返還すべき」と求めている。

 市監査委員は監査請求を受理するか否かを2週間以内に決定する。請求を受理した場合、監査委員は松浦市議の陳述を行い、60日以内に請求内容を審査する。

 松浦市議は「だめだった時(請求が棄却された場合)は、住民訴訟をする」と話す。










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