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陸上自衛隊丘球駐屯地に「ターミナルレーダー局舎」


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03月29日(土) 15時25分
文:糸田 写真:糸田 |
 
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| 新たに飛行場内に設置された「精測レーダー装置」(写真手前)と捜索レーダーが配置された駐屯地内の「ターミナルレーダー局舎」 |
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11月に運用開始、管制区域は従来の100倍に。
陸上自衛隊丘珠駐屯地(札幌市東区丘珠町161)に隣接する札幌飛行場(丘珠空港)には、今年11月末から陸自北部方面航空隊が進入管制業務を運用する新たな航空交通管制システム「ターミナルレーダー管制」が導入される。
29日、同駐屯地内で航空管制装置やレーダー・レドームが配置された「ターミナルレーダー局舎」の落成式が行われた。
落成式では、北部方面航空隊長兼丘珠駐屯地司令の岸谷清満1佐が「開始までに装置の点検や管制員の慣熟訓練を徹底したい」と意気込みを語り、完成した局舎に「札幌ターミナル管制所」の看板を掲げた。
札幌飛行場は、陸上自衛隊が管理する官民共用飛行場で、道内最多のローカル便数(1日最大38便)が利用している。冬季は降雪や積雪のため、上空、滑走路ともに悪条件を強いられている。地上から誘導電波を発射し悪条件でも航空機を安全に滑走路上まで誘導する計器着陸装置(ILS)も配備されておらず、管制官が音声で誘導する着陸誘導管制(GCA)を行っている。そのため、現行のGCAでは航空機の進入間隔に約12分要し、誘導経路も限定されていた。
新たに導入される「ターミナルレーダー管制」は、航空機の進入間隔が約3分に短縮され、任意の経路での誘導も可能となる。また、管制区域は従来の約100倍(東は芦別、西は余市、南は支笏湖、北は留萌)となる半径約74キロ、上空最大3,300メートルに指定され、空域監視も業務範囲内となるため、防衛、防災の拠点としても重要度が増す。
ターミナルレーダー化の総事業費は約30億円。6月5日に新器材によるGCAを開始し、11月20日に完全運用開始を予定している。







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| 落成式で看板を取り付ける岸谷清満一等陸佐と来賓の吉川貴盛衆議院議員
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