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施設使用を巡り、マンション管理組合と“衝突”する三角山放送局が特別番組


04月21日(月) 19時20分
文:糸田 



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「レンガの館」
 マンション管理組合がスタジオ玄関を施錠、施設の明け渡しを要求。

 札幌市西区の「レンガの館」(八軒1条西1丁目)は、1929年に缶詰工場として造られ、市の都市景観重要建築物の第一号に指定された建物。喫茶店などを経て2006年3月、コミュニティーFM「三角山放送局」(76.2MHz)が移転、サテライトスタジオとして放送を行っている。

 三角山放送局が移転した発端は、「レンガの館」が03年から始まったJR琴似駅北口再開発事業で建設された40階建て高層マンション「ザ・サッポロタワー琴似」の共用部分として保存され、三角山放送局を運営する「らむれす」(杉澤洋輝社長)がJR琴似駅北口市街地再開発組合から管理を委託されたためだった。

 ところが昨年9月、マンション住民で構成され、レンガの館の所有者でもある「ザ・タワーシティ団地管理組合」から、「集会所として利用できない」とマンションの売主に苦情が寄せられた。管理組合と売主、再開発組合、市で利用についての協議を進めていたが、管理組合は3月末でのレンガの館の明け渡しを要求していた。

 らむれすが「集会所として使用を妨害したことはなく、管理を委託されている」として明け渡しを拒否すると、管理組合は3月31日に「レンガの館」正面玄関を施錠。同放送局のスタッフは裏口から出入りしてラジオ放送を続けているが、「公開的用途」とされているホール部分は現在、使用できない状態となっている。

 同放送局は22日午後3時半から5時まで、この問題に関しての特別番組を放送する。番組ではこれまでの経緯や詳細を説明し、リスナーからの意見や質問を受け付けて紹介する。また、当日はインターネットでも同時放送、翌23日午前3時30分から5時までは再放送を行う。

 「らむれす」は今月8日、札幌地裁に占有使用妨害禁止の仮処分命令を申し立て、正面玄関の開錠を求めている。一方、管理組合は、26日に開かれる総会で「レンガ館の明け渡しに関する訴訟提起」を議題とする予定で、両者の主張は平行線となっている。







関連サイト

三角山放送局
http://www.sankakuyama.co.jp/






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