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交通局がチョンボ、安全確認不十分で地下鉄駅のホーム柵操作盤を移設


05月01日(木) 10時35分
文:井上 写真:井上



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札幌市営地下鉄東西線「南郷7丁目」駅に設置されたホーム柵
 南郷7丁目駅の稼動時期は1カ月遅れに。

 札幌市交通局は市営地下鉄ホームからの転落事故防止と投身自殺の抑止を目的に、東西線でホーム柵の設置を進めている。高さ1メートル30センチのホーム柵は、地下鉄車両のドアと連動して開閉するため、乗客の転落を防ぐことができる。

 ホーム柵を最初に設置したのは、市営地下鉄東西線「南郷7丁目」駅の中線ホーム。ホーム柵の供用開始予定は4月中だった。ほかの東西線各駅は9月に「新さっぽろ」駅から工事を進め、2008年度内に東西線全駅にホーム柵を設置する計画。南北線は14年度、東豊線は19年度にホーム柵を整備する。総事業費は153億円。

 東西線は09年度から乗客の乗降を運転席のモニターで確認し、ワンマン運転をスタートさせる。

 ところが、南郷7丁目駅のホーム柵供用開始は、当初の予定だった4月中から1カ月遅れ、5月中に延期することになった。

 南郷7丁目駅のホーム柵には、自動開閉に対応しない古いの車両(6000系)の運行時と非常時に手動でドアを開閉するための操作盤が設置されている。操作盤は、乗務員操作盤、駅係員操作盤、各ドア個別の操作盤の3種があり、そのうち車掌が使用する乗務員操作盤の設置位置を移設することになった。

 現行の操作盤はホーム柵の端2カ所に設置されているが、現在の設置場所で車掌が操作すると一時的に乗客の乗降から目を離さなければならず、十分な安全確認ができなくなり、当初の設置場所から移設しなければならなくなった。そのため、ホーム柵の供用時期は1カ月遅れることになった。

 交通局では「ホーム柵操作盤はこの状態では使いにくい。(不具合は)実際に車両を入れるまで分からなかった」と話す。

 交通局によると、操作盤の移設に伴う経費は掛からないという。










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