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「下手な芝居はやめなさい」と裁判長が一喝、「全盲」詐欺の被告に実刑判決


 
視力障害1級の認定後に運転免許を更新。
全盲の視力障害を装って札幌市から生活保護費の障害者加算分などをだまし取ったとして、詐欺罪に問われた丸山伸一被告(51)の判決公判が6日開かれ、札幌地裁(嶋原文雄裁判長)は求刑通りの懲役4年の判決を言い渡した。
丸山被告は1999年4月に、「視神経炎、全盲」と診断され、視力障害1級の認定を受けた。2003年10月から受給した生活保護費には障害者加算分とホームヘルパーによる介護サービスが含まれていた。
札幌市は南署から丸山被告に「当て逃げされた」との被害届けが出されていること、さらに02年9月と07年11月に運転免許を更新していたことを伝えられ、今年2月15日、不正受給の被害届を提出、丸山被告は10日後に逮捕された。
丸山被告は4月25日の初公判で「(全盲を)装ったことはございません」と起訴事実を否認した。
しかし、10月1日の第5回公判で、被告が留置されていた南署の看守係が証人として出廷、「小説や聖書、六法全書など(点字でない)本を借りていた。小説や聖書などは本棚にあったものを選んで持っていった。(被告が)本を開いて目で追っているような状況があったので、読んでいると確信した。補聴器を分解して洗面器で洗い、元に組んで使っていた。週に1回、房の中の畳を上げて掃除機をかけるが、それも自分でやっていた」などと明かした。
札幌地裁は判決公判で「福祉を食い物にした卑劣な犯行」などと断罪、視力障害を装い、今年2月までの約5年間に札幌市から生活保護費の障害者加算分と介護サービスの総額約530万円を不正に受けたことを認定した。
公判で被告人席から証言台までを手探りで歩行していた丸山被告に対し、嶋原裁判長は、「下手な芝居はやめなさい」と一喝した。










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