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辻正仁の「音(オン)ラインにゅ〜す」 <新年の挨拶にかえて>


 
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| 筆者の辻も札幌ミュージシャンであることをお伝えしときます |
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〜 2009年、期待のアーティストたち 〜
みなさま、新年明けましておめでとうございます。
今年の「音(オン)ラインにゅ〜す」のスタートでございます。今年も札幌インディーズ・アーティストの情報を中心に、独断と偏見によるコラムを書いていこうと思いますんで、何とぞご愛顧くださいませ。
今回は、2009年に注目したいアーティストについてピックアップしてみた。まずは、昨年末勝手に選定した「オレ・札幌インディーズ音楽賞」的なもので新人賞、最優秀歌唱賞を受賞した「natsu」と「Tomomi」の2人。
今年は2人ともさらに精力的にライブ活動を行うようだし、どちらも2作目となる音源作品の発表を予定している。アプローチの仕方といい、方向性といい、音楽的な持ち味はまったく違うが、どちらにも「まだまだ伸びしろがあり余っている」という共通項がある。この2人が今年どんな成長を見せるのか、要所要所で追っていきたいと思ってます。
そして、同賞での昨年の大賞アーティストであるバンド「スモゥルフィッシュ」をはじめ、「OLD」、「レゾンデートル」あたりがバンドの注目株かな?
僕としてはここらで、男性の若手シンガー・ソングライターで“荒くれ者”というか、コチラの心を鷲掴みにするような強烈なアーティストが登場して欲しいというのが、今年の札幌音楽シーンに寄せる期待だったりする。正直、どうもそつなくまとまっているタイプのアーティストはたくさんいるし、皆さんポップで楽曲もよく作りこまれているとは思うのだけど、その分どうも気持ちがダイレクトに伝わるようなインパクトを持ったやんちゃな男の子が最近いなくて、ちょっとさびしいなって感じなのだ。
音楽的に良いまとまりを見せているのは、兄弟デュオの「SE-NO」。出身の稚内から札幌に拠点を移し、定期的なライブのほかにも、弦楽奏やブラスバンドとの競演や芝居とのコラボなどユニークなトライも行っているだけに、今年もおいしいネタを提供してくれるのではないかと期待している。
さらに、昨年京都から札幌に拠点を移した「中田雅史」は、1月21日からデモ音源のダウンロードがスタート。もしかしたらこれが全国進出の足掛かりとなるかもしれない。バンド以外の男性陣はこの2組が昨年に引き続いての期待組だ。
そして、忘れてはいけないのが、札幌を中心に2年間のインディーズ活動を経て昨年メジャーデビューを果たした「福原美穂」。デビュー前から彼女のことを「北海道の音楽的財産」と感じていたのは僕だけではない。
正直、デビュー後の彼女が発表した4枚のシングルのサウンドには、期待が大き過ぎたせいか、個人的には多少の違和感があった。まぁ、インディーズとメジャーの違いなのかもしれない。それでもやはり彼女のボーカルが持つポテンシャルは並大抵のものではないことに変わりはない。
福原は1月28日に待望のデビューアルバム「RAINBOW」が発表される。これまでのシングルのほかに、コリーヌ・ベイリー・レイやサンディ・トムといった、アメリカ、イギリスで高い評価を得る若き女性アーティストが書き下ろした曲も収録される。
ベテランではなく若手の実力派ソングライターを起用しているのがいい。曲を提供した歳の近い彼女らが、そんなに遠くない将来に音楽シーンをリードしていく存在になるのは容易に想像できる。まさに世界レベルとなる可能性を秘めた彼女のファースト・アルバムにふさわしいと思う。その他の楽曲も含め“これぞ福原美穂”と、納得できる作品に仕上がってるんじゃないかとデビュー時以上の期待をしている。
さてみなさん、今回紹介したアーティストの名前、ぜひ覚えておいてください。今年の年末までに、彼らはそれぞれ現在よりもステップアップしているはずです。彼らががんばってくれたら、年末には僕に先見の明があることも証明されるわけです(笑)。
そういった気持ちもこめて、批判じゃなくて愛情を持ったコラムを書いていきたいなと思います。今年もよろしく。 






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■辻 正仁(つじ まさひと)
1966年生まれ。 フリーライター、FMドラマシティ「海月屋本舗(毎週月曜18時)のパーソナリティ、シンガー・ソングライター等々、様々な分野で活動中。 自主制作レーベル「海月屋(くらげや)」主宰。 |







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